国学院大の153キロ右腕・坂口翔颯投手が武内選手に続きドラフト1位目指す、「ラスト1年でドーンと」

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国学院大はこの日、年内最後の練習を終えた。侍ジャパン大学代表候補の153キロ右腕・坂口翔颯投手は、今年、ドラフト1位で3球団が競合した武内夏暉投手のように、ラスト1年での大きな成長を誓った。

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ラスト1年でドーンと伸びて

大学1年秋に5勝0敗の投球を見せて、現在では最速153キロの速球と精度の高い変化球を投げ、12月に行われた侍ジャパン大学代表強化合宿にも参加した坂口翔颯投手が、来年に向けての豊富を述べた。

「身近な人がラスト1年でドーンと伸びて上位で行かれているので、自分もこの1年で本気でやれば上位も狙えるんじゃないかという希望も見えましたし、やる気やモチベーションにもなっていると思います」と話す。身近な人とは、今年のエース左腕・武内夏暉投手の事で、武内投手は昨年秋の段階ではドラフト1位候補とまでは行かない所にいたが、春、そして夏までに球速もグーンと伸び、それに伴って成績と評価が一気に上昇し、ドラフト会議では3球団がドラフト1位指名で競合した。

坂口投手も現時点では、日本体育大の寺西成騎投手や愛知工業大の157キロ右腕・中村優斗に比べると、12月の合宿でも少し力不足を感じさせたが、昨年の武内投手も同じくらいの評価だったこともあり、すでに東都リーグで実績を残している投手で、来年にかけて大きく成長する可能性が大きい投手と言える。

「先発する試合は全部完投して勝つつもりで。防御率もトップを取れるようにしていければ」と、エースとして武内投手の抜けた穴をしっかり埋めるつもりで、それが果たせれば、自然に秋にはドラフト1位候補となっているだろう。

また国学院大では土山翔生内野手が主将となる。侍ジャパン大学代表強化合宿にも参加し、セカンドの候補として守備の安定感と、強い打球を打てる打撃を見せていた。チームについて「2年生の時からレギュラーで試合出てる選手が多くて、一緒にやっててもすごいなということが多い」と話し、新4年生の力を高く評価している。今年は青山学院大に制覇された東都リーグだが、来年は国学院大の4年生の勢いで優勝候補筆頭になりそうだ。

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