都市対抗の見どころ!

 都市対抗野球大会が7月13日から開催される。注目選手一覧で選手を紹介しましたが、見どころを挙げてみたいと思います。

注目の投手

 今大会の注目投手はドラフト上位候補に名前のあがるNTT西日本・増田達至投手。リリーフとして150kmを越すストレートとスライダー、フォークなどで空振りを取れる投手だ。東京ドームでどのくらいの球速を記録するだろうか。また抑えではNTT東日本の末次彰吾投手もそれほどドラフト候補として名前は挙がらないが、昨年チームを準優勝に導いた実力がある。こちらも150kmを越すストレートと空振りを奪える変化球も備えている。

 先発ではトヨタ自動車・上杉芳貴投手に注目。先発として150kmを記録する球威でバットを押し返す力のある投球を見せる。粘りも出てきて延長も一人で投げきるエースらしいエース。

 また、パナソニックは予選で活躍した148kmサイドスロー・秋吉亮投手も注目だが補強で大阪ガスの149km左腕・公文克彦投手、147km左腕・松永昂大投手のプロ注目の左腕投手2人を補強した。二人はタイプは違うがプロでも即戦力の声があり、パナソニックの強力投手陣が今大会の注目となりそうだ。

 セガサミーでは左腕の大山暁史投手もプロ注目だが1年目の浦野博司投手がやはり素晴らしい。愛知学院大で全国常連だった150km右腕は社会人でもエース級の活躍を見せている。来年のドラフト注目投手となりそうだ。その他、左腕では伯和ビクトリーズの中元勇作投手がプロ注目で今大会での活躍でドラフトの順位が変わってくる。

 期待の投手としては、東京ガスからNTT東日本に補強された岩佐海斗投手、187cmの本格派右腕で高校から入って4年目、一歩一歩成長しているように見える。富士重工・東明大貴投手も大学時代に注目された投手で社会人でもエースとして活躍を見せている。JR九州の吉田奈緒貴投手は宮崎商で昨年147kmをマークし、福岡ソフトバンク1位の武田翔大投手と共に注目された投手。社会人でも1年目から活躍している。同じくJR九州の菊地翔太投手は一関学院時代にプロ注目投手だったが社会人入りして3年目、186cmからの149kmのすストレートは素質十分、ただし好投手の多いJR九州において制球面などの課題があり登板機会がまだまだ少ない。

注目の野手

 日本生命・井上晴哉選手は昨年に中大でドラフト注目スラッガーだったがプロ志望届けを出さずに社会人入りした。春はホームランを連発しスラッガーぶりを社会人でも見せている。来年のドラフトでは上位候補に入ってきそうだ。JX-ENEOSの田畑秀也選手も桐蔭学園から入って2年目、1年目だった昨年からレギュラーとして活躍し大舞台で奮起する華のある選手。こちらも来年の注目選手。

 長野義久選手のような注目を浴びている選手は少ないものの、千葉ロッテ・荻野選手や横浜DeNA・荒波選手、オリックス・川端選手などプロで活躍する選手は多い社会人野手、都市対抗でチェックしたい。

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コメント

  1. 三番立岡、四番円谷の巨人打線…とはいえプロ相手に臆する事無く封じたセガサミー・大山。

    封じたという実績は評価出来ます。
    24人域に入ってもおかしくないでしょうね。