10月23日のドラフト会議まで約1ヶ月と迫る中、巨人が右の大砲、大阪学院大のエドポロケイン選手をリストアップしていることがわかった。4月には4人態勢で視察をするなど、打撃だけでなく足なども評価をしている。
4月に4人態勢で視察
大阪学院大の右の大砲・エドポロケイン選手は189cm93kgの体を持っており、関西六大学リーグ通算11本塁打を誇る。今週はすでに3本塁打を放ち、8月31日の大商大戦ではレフト後方の防球ネットを越えていく特大の場外弾だった。
このエドポロ選手について巨人は、4月に4人態勢で視察するなど早くから注目をしており、スカウト陣も「守備はこれからだが、打撃はいいものを持っているし、足も速い。」と評価する。セ・リーグは2027年からDH制となり、阿部監督も「守備は多少目をつぶっても打撃に優れていると指名できるようになるかもしれない」と話しているが、エドポロ選手についても「DH制となれば、使う幅も広がるはず」とスカウトが話す。
2027年DH制に向けて
巨人の星春海取締役総務・連盟・コンプライアンス担当も「DH専門の選手はうちだとほとんどいない。そういう選手を獲得して育てていく。走攻守バランス良くみたいなところから考え方を変えていかないといけない。スカウティングの方法も変わっていくと思う」と話し、2025年と2026年でDHで打てる選手の獲得を目指す方針で、エドポロ選手以外にも打撃に特化した選手の指名が増えるのは間違いないと見られる。
エドポロ選手にはそういう事情から、特にセ・リーグの球団からの視線が熱い。阪神も佐藤輝選手がメジャー挑戦を表明しており、大砲候補の獲得を補強ポイントの筆頭にしている他、他の4球団も今年は打撃の良い選手の獲得を目指している事から、侍ジャパン大学代表で活躍した選手と共に、エドポロ選手の獲得を模索していると見られる。
ドラフト会議ではそういった事情から2位での指名の可能性もありそうで、3位前後では指名されると予想する。
エドポロケイン プロフィール
- 氏名:エドポロ ケイン
- 所属:大阪学院大学 4年
- 出身:日本航空高校
- ポジション:外野手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:189cm・93kg
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト候補。関西六大学リーグ通算11本塁打の右の大砲。高い身体能力と長打力が魅力。兄は総合格闘家のエドポロキング。

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