本日開幕する第108回全国高校野球選手権大会、仙台育英(宮城)は開幕試合に登場し、南北海道の札幌日大と対戦する。1年生で唯一ベンチ入りした丹羽裕聖内野手(1年)が甲子園デビューを果たす可能性がある。
レギュラーの1年生が甲子園の土を踏む
仙台育英は4日、大阪府内で約2時間の練習を行った。1年生で唯一背番号5をつけてベンチ入りした丹羽裕聖内野手も打撃練習で汗を流し、大会への意気込みを語った。「宮城大会の決勝で勝った時は実感が湧かなかったけど、甲子園練習でグラウンドに入ってみて、今はワクワクとドキドキが交じって不思議な感じ」と、初めての聖地に胸を高鳴らせた。
2022年に甲子園制覇を果たした強豪にあって、1年生ながらレギュラーの座をつかみ取った丹羽選手は、「中学まではある程度走攻守がそろっていると言われる選手だったけど、高校では何かが抜けていないとレギュラーになれない」と、自らのこの夏を振り返った。「打撃でゆるい球でも150キロでもヒットにする対応力」が持ち味と分析し、宮城大会では全5試合に「3番・三塁」で先発出場して、15打数8安打8打点の活躍を見せた。1年生とは思えない勝負強い打撃が大きな武器だ。
U15に2年生で唯一選出、世代のトップを走るリーダー
愛知県出身の丹羽選手は、小学6年時に中日ドラゴンズジュニアに選出され、中学2年時には井端弘和監督が率いた侍ジャパンU15代表に2年生としてただ一人選ばれると、3年時には主将も務めた。常にこの世代のトップ選手として代表でプレーしてきたスーパー1年生だ。
打線には同郷の存在も心強い。1番の小久保、2番の斎藤はともに愛知県出身の2年生で、同郷の先輩の後を受けてのびのびと安打を量産する。「全国制覇をしたい」。愛知が生んだ黄金1年生が、憧れの甲子園でも優勝に貢献するイメージを描いた。
【丹羽 裕聖】 プロフィール
- 氏名:丹羽裕聖(にわ・ゆうせい)
- 所属:仙台育英高校(1年)
- 出身:愛知県春日井市(春日井オルティーズ→愛知尾州ボーイズ)
- ポジション:内野手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:173cm、75kg
- 主な特徴や実績:ゆるい球でも150キロの速球でもヒットにする対応力を武器とする黄金1年生。小学6年時に中日ドラゴンズJr.、中学2年からはU―15日本代表に2年連続で選ばれ、2年時はW杯世界一、3年時はアジア選手権準優勝を経験した。愛知尾州ボーイズでは全国制覇も達成。仙台育英では1年春からベンチ入りし、今夏の宮城大会は全5試合に「3番・三塁」で先発して15打数8安打8打点と活躍。2連覇の原動力となった逸材が、甲子園でのさらなる飛躍を目指す。








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