16年ぶり10度目の夏の甲子園に出場した長崎日大の185センチ大型右腕・古賀友樹投手(3年)が、初戦の立正大淞南(島根)戦で5回までノーヒットノーランの快投をみせた。長身から投げ下ろす速球と落差の大きいカーブで相手打線をほんろうし、8三振を奪う圧巻の内容だった。
5回までノーノー、センバツの5失点から見違えた立ち上がり
長崎日大のエース古賀友樹投手は、185センチの長身を生かして真上から投げ下ろす130キロ台後半の速球と変化球で相手打線を封じた。1四球、1死球の走者を出しただけで5回までを無安打無失点。落差の大きいカーブも冴え、7つの三振を積み重ねた。
この日の好投を支えたのは、春の反省だった。初戦敗退したセンバツの山梨学院戦では初回に5失点。その悔しさを胸に夏に向かって成長し、この日はブルペンでの投球から集中していた。「初回3者凡退で入れたので、そこから自分のペースになりました」と、リズムをつかんだ立ち上がりを振り返った。6回に2安打を許して1点を失い降板したが、しっかりと試合をつくり、勝利投手となった。
打線も古賀投手を援護した。2回、1死二、三塁の好機で8番の小池郁内野手(3年)が14球粘った末に中前へ先制の2点適時打を放つと、なおも2死三塁から1番・太田涼介捕手(3年)が右中間を破る適時三塁打で1点を加えた。小池選手は6回にも適時二塁打を放って3打点と気を吐き、打線は6回にも3点を加えるなど攻撃の手を緩めず、18安打で15得点を挙げた。
次戦は有明との2回戦へ
平山監督は試合前に、古賀投手に「丁寧にビッグイニングにならないように。1点取られるのは仕方ないので、最少失点で抑えてくれたら」と期待をし、エースは最少失点でそれに応えた。夏の甲子園で春の借りを返した大型右腕が、2回戦の有明(熊本)戦でどんな投球をみせるか注目される。
【古賀 友樹】 プロフィール
- 氏名:古賀友樹
- 所属:長崎日大高校(3年)
- ポジション:投手
- 投打:右投
- 身長:185cm
- 主な特徴や実績:185センチの長身から真上に投げ下ろす130キロ台後半の速球と、落差の大きいカーブを武器とする大型右腕。第108回全国高校野球選手権大会の1回戦・立正大淞南戦では5回までノーヒットノーラン、8三振を奪う快投で16年ぶりの夏の白星に導いた。春のセンバツ・山梨学院戦での初回5失点の悔しさをブルペンからの集中で晴らし、最少失点でゲームをつくる安定感を示した。プロ注目のエースとして、さらなる上位進出が期待される。


























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