ヤマハが巨人1軍とオープン戦、相羽寛太選手が2安打に「通用することがわかりました」

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クライマックスシリーズのファーストステージを控えた巨人が、社会人野球の競合ヤマハと東京ドームでオープン戦を行った。ヤマハの遊撃手・相羽寛太選手は2安打を記録し、プロ1軍の投手陣からの成績に「通用することがわかりました」と話した。

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突然の連絡から

ペナントレースが終了し、クライマックスシリーズに出場するチームはやや期間が空いてしまう事から、社会人野球の強豪と1軍が対戦する事があり、この日はヤマハが東京ドームで巨人のバリバリの1軍メンバーとオープン戦を行った。ヤマハの申原監督が巨人・阿部慎之助監督の1年後輩で、数日前に「7日空いているか」と突然電話があり、「CS前の調整相手を探していて」との事で急遽決まったオープン戦だった。

相羽選手がアピール

この日はヤマハのエース・佐藤廉選手が先発し、いきなり丸選手にライトオーバーの二塁打を浴びると、キャベッジ選手に右中間を割られて1失点をする。しかし、その後は粘りの投球で3回を投げて5安打2失点「初球の入り方の大切さを改めて感じました」と話すと、「しっかり腕を振っていけば、それなりに通用する手応えを感じ、自信を持ちたいと思いました」と話した。

また、静岡高からヤマハに進み、ここ数年ずっと遊撃手の候補として注目され続けた相羽寛太選手は、巨人先発の平内投手や、リリーフの中川投手から共にセンター前ヒットを放ち、2安打を記録した。「自分のスイングができれば通用する事がわかりました。自信になりました」と話した。

2023年には横浜DeNAがENEOSとこのタイミングで練習試合を行い、ENEOSの度会隆輝選手が大活躍を見せ、ドラフト会議の1位指名に急浮上した事もある。相羽選手は高校卒から5年で、23歳とまだ年齢的にも若く、昨年と今年は打撃でも大きく成長をしている所を見せている。この日の結果が23日のドラフト会議の結果につながるかが注目される。

日本選手権へ

ヤマハは日本選手権に出場を決めており、今日、組み合わせ抽選が行われる。プロの1軍を相手に0-5で敗れたものの、佐藤投手、相羽選手が自信をつけ、ナインの士気もあがり、選手権での優勝に大きな弾みとなりそうだ。

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ヤマハ佐藤廉 巨人1軍相手に粘投 ‐ スポーツニッポン静岡版紙面

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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