阪神のドラフト3位・岡城快生選手が仮契約、岡山出身・桃太郎作戦で虎にもきびだんご

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阪神からドラフト3位指名を受けた筑波大学の岡城快生(おかしろ・かいせい)外野手(22)が11日、東京都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6000万円、年俸960万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。50m走5秒82の俊足に強肩強打、一般入試で国立の筑波大に合格したた頭脳に加え、愛されキャラという四拍子そろった逸材は、地元の名物「きびだんご」を配る桃太郎作戦で、一日も早いチームへの融合を誓った。

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走攻守+笑の四拍子

仮契約を終えた岡城快生選手は、「プロ野球選手になるんだという実感が徐々にわいてきて、責任と覚悟をしっかり持とうという気持ちになりました」と、表情を引き締めた。最大の武器は、大学日本代表候補合宿でトップのタイムを叩き出した50m5秒82の俊足。「脚力を売りに、走攻守そろったオールラウンダー」と、自らをアピールした。

さらに、岡城選手には第4の武器がある。筑波大学で自他ともに認めるムードメーカーだった明るいキャラクターだ。「しっかり自分がボケていく」スタイルで、「先輩後輩問わず。キレの良いツッコミが返ってくるので、味を占めた感じ。本当にボケまくっていました」と語る。担当の平塚スカウトも「ハキハキしています。愛されるんじゃないですか、ファンの方に」と、その人柄にも太鼓判を押した。

“桃太郎作戦”でチームに溶け込む

岡山県岡山市出身のルーキーは、プロの世界でもコミュニケーション術を発揮する。大学時代、帰省のたびにお土産として配り「結構、人気だった」というのが、地元の名物「きびだんご」。桃太郎が仲間を集めたとされる縁起物で、入団後もチームメイトに配る“桃太郎作戦”を実行予定だ。「そうですね」と笑顔で語り、まずはチームメイトのハートを掴む。

特技はけん玉といい、「大喜利とか一発ギャグには弱いんで、そういうところは準備して臨んでいきたい」と、ユーモアも忘れない。大学最後の大会となった関東地区大学選手権では、阪神ドラ1の立石正広選手(創価大)との対決を前に涙の敗退となったが、「4年間で、凄く成長できた。そこは自分を褒めてあげたいです」と大学野球を総括。“ポスト近本”候補が、実力と愛されキャラを武器に、甲子園を駆け回る。

岡城 快生 プロフィール

  • 氏名:岡城 快生(おかしろ かいせい)
  • 所属:筑波大学 4年
  • 出身:岡山一宮高校
  • ポジション:外野手
  • 投打:右投右打ち
  • 身長・体重:183cm・83kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト3位(阪神)。契約金6000万円、年俸960万円(推定)。50メートル走5秒82の俊足と強肩強打が魅力。岡山一宮高から一般入試で筑波大に入学した国立大の星。
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httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/12/kiji/20251111s00001173360000c.html

httpss://www.nikkansports.com/baseball/news/202511110001451.html

httpss://www.sanspo.com/article/20251112-EK33O4TH4RJR5DEEIJXEJW4BNI/

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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