【高校野球】聖隷クリストファー・高部陸投手が353日ぶりに甲子園に登場、変化球5種に増やしゼロ封誓う

2026年ドラフトニュース高校野球ドラフトニュース

2年連続2度目の甲子園に戻ってきた静岡・聖隷クリストファーの最速150キロ左腕・高部陸投手(3年)が、8月3日の甲子園練習で353日ぶりに聖地のマウンドに立った。「わくわくしている気持ちが強い。マウンドから見た景色で去年を思い出した」と笑顔を見せた左腕は、変化球を1種類から5種類に増やして進化。6日の初戦・佐野日大(栃木)戦へ「万全で臨んでゼロに抑えたい」とゼロ封を誓った。

スポンサーリンク

353日ぶりの聖地、成長した姿でリベンジへ

昨年8月15日の2回戦・西日本短大付戦以来となる甲子園のマウンドを踏んだ高部陸投手は、「すごくワクワクした。マウンドからの景色を見て昨年を思い出した」と1年ぶりの雰囲気を味わった。わずか15分ほどの練習だったが、約10球を投じてグラウンドの感触を確かめた。「甲子園は本当にストライクが入るんで。いい感触でした」と手応えを口にした。

昨年は2年生エースとして、1回戦・明秀学園日立(茨城)戦で1失点完投勝ちを挙げ、一躍全国に「高部」の名を知らしめた。しかし2回戦で敗退し、悔しさを味わった。今年は静岡大会で全6試合を投げて連覇を達成し、甲子園に戻ってきた。持ち味の最速150キロの直球に加え、「去年は真っすぐとスライダーしかなかったが、今年は変化球を増やした。特にカーブは緩急をつけて幅を広げられる。周りが自分にスライダーのイメージを持っていることを利用して勝負していけたら」と、1種類から5種類に増えた球種に自信をのぞかせた。

“四天王”織田の剛速球に刺激、恩師へ快投誓う

聖隷クリストファーの直前には、横浜が甲子園練習を行っていた。高部投手は、ともに昨夏「2年生四天王」とうたわれた最速157キロ右腕・織田翔希投手の投球練習を、ファウルゾーンから見つめた。「速さが圧倒的」「すごい球を投げていた。あのスピードは魅力的」と刺激を受けた。4月の侍ジャパンU18日本代表候補合宿では、織田投手や沖縄尚学・末吉良丞投手ら同世代の好投手と交流も深めてきた。前日の抽選会では、その織田投手と末吉投手の対戦が実現。「すごく面白そう」と興味を示しながらも、「でも、その前にうちの試合があるので、まずは、そこに集中して勝ちたい」と、あくまで自身の初戦に照準を合わせた。

今春から指揮を執る田中公隆監督(52)は、大黒柱への信頼を隠さない。「本人の向上心がかなり高く持っている子。一つ一つ取りこぼすことなく、ここまで努力してきた結果です。チームのために、を貫いてやってきてくれています」と目を細めた。就任後初采配で甲子園に臨む指揮官に、初勝利を届けるつもりだ。

初戦は佐野日大戦、鈴木有を攻略しゼロ封目指す

初戦の相手は、大会第2日の6日午後6時半から対戦する佐野日大(栃木)だ。今夏の栃木大会では準決勝までの4試合をすべて完封し、決勝でもタイブレークの延長10回、逆転サヨナラ2ランで国学院栃木を5―4で下して16年ぶり7回目の甲子園出場を決めた強豪。主戦の右腕・鈴木有投手(3年)は最速142キロで、制球力を武器とする。

高部投手にとっては、昨夏2回戦敗退のリベンジとなる。県大会後は準決勝、決勝の連続完投の疲れを考慮して軽めの調整を続けてきたが、大阪入り後にブルペンで本番モードへと入ってきた。「粘り強い投球で勝利につなげたい」と鈴木投手擁する打線を封じる決意を口にする。「甲子園で笑顔でプレーする姿を、チームのみんな、いろんな人にも見せて、チームの雰囲気を作りたい」。トレードマークの笑顔と進化した5種類の変化球を武器に、世代トップクラスの左腕が聖地で躍動する。

【高部 陸】 プロフィール

  • 氏名:高部陸
  • 所属:聖隷クリストファー高校(3年)
  • ポジション:投手
  • 投打:左投
  • 主な特徴や実績:最速150キロの直球を持ち味とする世代トップクラスの左腕。昨夏は2年生エースとして甲子園1回戦・明秀学園日立戦で1失点完投勝ちを挙げ、全国にその名を知らしめた。今年は変化球を1種類から5種類に増やし、特にカーブで緩急をつけて投球の幅を広げた。制球力と最速150キロの直球に加え、キラキラした笑顔で観客を魅了する。静岡大会では全6試合を投げ抜いて連覇を達成しており、甲子園でのゼロ封と勝利が期待される。
2026年度-高校生投手-左投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【甲子園】聖隷クリストファー・高部陸 横浜・織田の投球に「圧倒的」 自身も勝利呼ぶ粘投誓う - スポニチ Sponichi Annex 野球
静岡・聖隷クリストファーの最速150キロ左腕の高部陸(3年)は、横浜・織田の投球練習を目の当たりにし「速さが圧倒的」と驚いた。同校の直前に横浜が練習しており…
聖隷クリストファーのエース・高部陸、変化球1→5種類に増加! 最速150キロ左腕がゼロ封宣言「万全で臨む」【高校野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇3日 全国高校野球選手権大会 甲子園練習最終日 聖隷クリストファー(静岡)、享栄(愛知)、中京(岐阜)、三重など9校が調整した。4日...
聖隷クリストファー・高部陸、1年ぶり甲子園マウンド「わくわくしている」 6日・佐野日大戦へ準備万全でゼロ封誓う!【高校野球】:中日スポーツ・東京中日スポーツ
◇3日 全国高校野球選手権大会 甲子園練習最終日 2年連続2度目出場の聖隷クリストファー(静岡)は、エースの高部陸投手(3年)が1年ぶ...
【甲子園】聖隷クリストファー・高部陸が進化に自信「今年は変化球を増やした」昨夏2回戦敗退のリベンジ誓う
第108回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕)の出場校による甲子園練習第4日が3日、甲子園球場で行われ、聖隷クリストファー(静岡)のプロ注目の最速150キロ…
【甲子園】聖隷クリストファー・高部陸が353日ぶり甲子園のマウンドに帰ってきた「昨夏を思い出した」…6日に佐野日大と初戦 - スポーツ報知
第108回全国高校野球選手権大会(5日開幕)の出場校による甲子園練習が3日に行われ、2年連続2度目出場の静岡代表・聖隷クリストファーが登場した。昨年8月15日の2回戦・西日本短大付戦(福岡)以来とな
【甲子園】聖隷クリストファー田中監督、大黒柱エース高部陸に絶大な信頼「立派」 - 高校野球夏の甲子園 : 日刊スポーツ
就任3カ月でチームを2年連続の夏の甲子園へ導いた聖隷クリストファー(静岡)田中公隆監督(52)が、大黒柱のエース高部陸投手(3年)に絶大な信頼を口にした。甲子… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
【甲子園】キラキラ笑顔の聖隷クリストファー高部陸「ストライク入る」聖地で監督に初勝利届ける - 高校野球夏の甲子園 : 日刊スポーツ
昨夏は2年生エースとして活躍した2年連続夏2度目の聖隷クリストファー(静岡)高部陸投手(3年)が、甲子園練習に参加。自慢のキラキラスマイルで、今春からチームの… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...
【甲子園】聖隷クリストファーのエース高部陸がブルペン入り…恩師の一周忌迎え「いい報告が出来るように」…初戦は佐野日大戦 - スポーツ報知
第108回全国高校野球選手権大会(5日開幕・甲子園)に出場する聖隷クリストファーが2日、大阪偕星学園高グラウンドで練習した。第2日(6日)の第2試合(午後6時半開始)に佐野日大(栃木)との対戦が決ま
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント