静岡高・池谷蒼大投手が18奪三振、2失点完投勝利

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

高校野球静岡大会では、静岡高校の注目左腕・池谷蒼大投手が1試合18奪三振を記録して2失点完投勝利した。

138キロで三振

池谷蒼大投手は175cmの左腕投手で最速は144キロだが、130キロ後半の速球でも三振を奪えるのが特徴、この日の浜松北戦も最速は140キロだったが、6者連続を含む18奪三振を奪い、最後のバッターも138キロのストレートで見逃し三振を奪った。

「三振の数は気にしていませんでした。バランス良く投げられたので真っすぐと変化球ともに良かった」と話す。初戦の浜名戦でも先発し2失点完投勝利、9安打を許したものの9つの三振で要所を締めた。スタミナにも自信があり、この日も152キロを投げきった。

池谷投手は昨年秋の明治神宮大会で早稲田実の清宮選手に2安打を許し、またセンバツでは大阪桐蔭に11失点した。全国の舞台で強豪に屈してきたが、この夏にリベンジを誓う。「一戦必勝で甲子園で優勝するための準備をするだけ」と話した。

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「三振の数は気にしていませんでした。バランス良く投げられたので真っすぐと変化球ともに良かった」。自己最多奪三振にも「分かりません」と苦笑いするほどこだわりはない。言葉通り、内角攻めはほとんどせず外角一辺倒。最速は140キロ止まりも球の切れと制球力で勝負した。最速144キロを誇る左腕の憧れは西武・菊池。「自分の長所はストレート」と菊池と同じように直球主体の投球で2回先頭から6者連続など毎回三振を奪った。

「バランスがよかった。自分の持ち味は直球で、最後も直球で三振がとれた。18個? 意識はしていなかったけど、集中力が上がってきていると思う」

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