【ドラフト総決算5】高校生のドラフト候補、3年間の評価の変遷

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2020年のドラフト会議、高校生で一番最初に指名されたのは、中京大中京・高橋宏斗投手、2番目は福岡大大濠・山下舜平大投手と花咲徳栄・井上朋也選手でした。

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高校生の評価変遷

1年春

高校1年生がデビューする春、1年生の活躍の記事がある。

横浜高校、及川雅貴投手が149キロ、1年生左腕・松本隆之介投手は145キロデビュー
智弁和歌山にスーパー1年生、さらに強く
注目高校1年生は?花咲徳栄・井上朋也選手、智弁和歌山・細川凌平選手など
星稜、寺西投手、荻原投手など期待の1年生4人がデビュー
中京大中京が大阪桐蔭に快勝、1年生・印出太一選手が3安打
東海大相模、森下翔太選手がバックスクリーン横弾、1年生4番・西川僚祐選手は2試合タイムリー
注目高校1年生は?花咲徳栄・井上朋也選手、智弁和歌山・細川凌平選手など
日刊スポーツのピカイチ選手特集、今日は1年生編

2018年当時は「スーパー1年生」という言葉がはやり、智弁和歌山・細川凌平選手選手の紹介に必ずその呼び名が付いて紹介されていた。ボーイズリーグ日本代表で1番センターで春季大会から活躍を見せていた。

他にも、横浜高校の松本隆之介投手が186cmの左腕として注目され、入学して間もなくの4月15日の春季大会でデビューすると、2/3回で3つの四死球を与える。しかし球速は145キロを記録し、三振で無失点に抑えた。

他にも星稜では、2年生の奥川投手や山瀬捕手が注目される中で、内山壮真選手、寺西成騎投手、荻原吟哉投手といった1年生も春にデビュー、内山選手は春季大会でデビューしてから、夏の石川大会・甲子園大会、そして秋季大会まで、公式戦で20試合以上の連続試合安打を記録した。

他にも東海大相模の西川僚祐選手が4番デビュー、中京大中京の印出太一選手、花咲徳栄・井上朋也選手、山梨学院・栗田勇雅捕手、東海大相模・加藤響選手、智弁学園・三田智也内野手、福岡大大濠・山城航太郎選手、青藍泰斗・石川慧亮選手、苫小牧中央の根本悠楓選手、日本文理の長谷川優也選手、日本航空石川の嘉手苅浩太選手、大阪桐蔭の仲三河優太投手などが注目され、井上選手は夏の大会前までに9本塁打を放っている。

1年夏

夏の大会でも井上選手には7球団が注目し、福岡ソフトバンクの宮田善久スカウトは「常にフルスイングで打ちにいくのが素晴らしい。2年後が楽しみ」と評価していた。また、横浜高の度会隆輝選手選手が天才的な打撃を見せ、東海大相模の諸隈惟大投手や二松学舎大付の山田将義捕手なども主戦として活躍を見せた。

夏の甲子園に出場した横浜高は、度会隆輝選手の他、大手晴選手、津田啓史選手、小島歩空選手がベンチ入りし、松本隆之介投手はベンチ入りから外れている。

甲子園では明石商は来田涼斗選手が1番レフトで出場して内野安打2本、中森俊介投手が3番手として登板し145キロを記録している。また星稜の内山選手や近江の土田龍空選手が1年生ショートとして出場し、共に素晴らしい守備を見せ、印象を残した。花咲徳栄の井上選手はも活躍見せて注目を集める。しかし横浜高戦では9回に2点差まで追い上げ、さらにチャンスで打席が回ったが、三振に倒れて最後のバッターとなり、先輩の前で号泣をしていた。

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1年秋

根尾・藤原・中川といったメンバーで春夏連覇を果たした大阪桐蔭も、それらの3年生が抜けた秋、主軸に入った1年生の西野力矢選手が大阪大会1回戦では満塁ホームランを放ち、また4番にも1年生の船曳烈士選手が座り注目された。東海大相模も3番に西川選手、4番に山村崇嘉選手が入り、横浜高では木下幹也投手と松本隆之介投手が練習試合などで先発し、2年生の及川投手(2019年阪神ドラフト3位)と共に注目されていた。

履正社も履正社の小深田大地選手が安田2世と呼ばれる打撃を見せ、188cmから142キロの球を投げおろす田淵一樹投手も期待を集めていた。東海大菅生の杉崎成選手も秋までに20本塁打を記録し、注目された。

明治神宮大会では、龍谷大平安の奥村真大選手や国士舘の鎌田州真選手などの大型内野手が全国デビューし、また196cmの長身左腕・阿部剣友投手も登板したが、まだフォームはバラつきがあった。

それらの選手がセンバツに出場し、2年生の戦いが始まる。センバツでは明石商の来田選手が先頭打者弾&サヨナラ弾を放ち、中森投手も140キロ後半の球を投げ、ベスト4に勝ち進む活躍を見せる。習志野の角田勇斗選手は素晴らしい守備を見せ、若杉晟汰投手も好投を見せた。そして何より、明石商戦で3回から登板し、中森投手と投げ合った智弁和歌山の小林樹斗投手が、衝撃的なキレのあるストレートを投げ込んで注目sレ田。

注目された新2年生はこちら。

センバツ出場、注目の新2年生たち
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2年春~夏

駒大苫小牧の北嶋洸太投手が143キロを記録し一気に注目を集めると、桐光学園の大型左腕・安達壮太投手が投打に活躍、東海大相模では1番に鵜沼魁斗選手が入り先頭打者弾を記録、さらに静岡商の高田塚登投手は144キロ、常総学院の菊地竜雅投手投手が148キロを記録、霞ヶ浦の山本雄大投手も好投を見せた。

また、作新学院も1年夏の甲子園に外野手で出場し活躍した横山陽樹選手が、捕手として力を見せると、山梨学院の小吹悠人選手、米子東の岡本大翔選手、静岡の相羽寛太選手、筑陽学園の中村敢晴選手などの素晴らしい遊撃手も注目された。

投手でも履正社の岩崎峻典投手、飯山高校の常田唯斗投手、敦賀気比の笠島尚樹投手、中京学院大中京の元謙太投手がチームを夏の甲子園に導く投球を見せた。

夏の甲子園2019特集~その3~注目される1・2年生たち
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2年秋

明治神宮大会では、健大高崎の下慎之介投手が10回11奪三振1失点の好投を見せ、埼玉西武が評価した。白樺学園の片山楽生投手もキレの良い142キロの球を投げ、明豊の若杉晟汰投手も延長10回を投げる。仙台育英の入江大樹選手選手が一時は同点に追いつく3ランホームランを打つと、天理の河西陽路選手が1試合3本塁打の長打力を見せた。

その中で最も注目を集めたのが中京大中京の高橋宏斗投手、最速148キロの速球で明徳義塾を7回4安打10奪三振で完封、馬淵監督が「今年見た中でNO.1の投手。球が低めに来る。体が開かないから右打者の外角直球が遠く感じる。球筋がいい。スピードガン以上に威力があった。直球は松坂よりいい。どこまで伸びるか楽しみ」と絶賛した。

秋の時点で評価していた投手は

スポーツ報知が注目する高校2年生投手
中京大中京・高橋宏斗投手の好投に沸いた明治神宮大会、スポーツ報知ではこの他の高校2年生投手を挙げている。
明治神宮大会(2019)高校の部の出場チームと注目選手
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3年春

1月、センバツ出場チームが発表された。投手では明石商・中森俊介投手と中京大中京・高橋宏斗投手、智弁和歌山・小林樹斗投手、大分商・川瀬堅斗投手とBIG4と評価した。

他に、日本航空石川の嘉手苅浩太投手、星稜の寺西成騎投手、履正社の岩崎峻典投手、健大高崎の下慎之介投手、橋本拳汰投手、仙台育英の向坂優太郎投手、花咲徳栄の高森陽生投手、大阪桐蔭の藤江星河投手、白樺学園の片山楽生投手、明豊の狭間大暉投手と若杉晟汰投手、鹿児島城西の八方悠介投手などを注目投手として挙げた。

センバツに出場する注目投手、センバツ最速を目指す投手たち
センバツ出場校が出そろい、大会に登場する選手が注目される。投手では中京大中京・高橋宏斗投手、明石商・中森俊介投手、智弁和歌山・小林樹斗投手、大分商・川瀬堅斗投手がBIG4となりそうだ。

打者では明石商・来田涼斗選手、東海大相模・西川僚祐選手、花咲徳栄・井上朋也選手、履正社・関本勇輔選手、星稜・内山壮真選手を注目選手っとした。

他に、中京大中京の印出太一選手、東海大相模の神里陸選手、健大高崎の戸丸泰吾選手、仙台育英の入江大樹選手、中京大中京の中山礼都選手、履正社の小深田大地選手、大阪桐蔭の西野力矢選手、星稜の知田爽汰選手、履正社の池田凛選手、智弁和歌山の細川凌平選手、東海大相模の山村崇嘉選手などを注目選手として挙げた。

センバツに出場する注目野手、世代NO.1を目指すスラッガー
センバツ出場校が出そろい大会に登場する選手が注目される。野手では明石商・来田涼斗選手、東海大相模・西川僚祐選手、花咲徳栄・井上朋也選手、履正社・関本勇輔選手、星稜・内山壮真選手などが注目される。
甲子園高校野球交流戦の出場校と注目選手一覧(2020)
甲子園高校野球交流戦の開催が決定しました。出場するチームと注目選手を紹介します。

しかし、新型コロナの影響でセンバツが中止となり、春・そして夏の甲子園も中止となり、高校生の活動がストップした。

夏~秋

政府の緊急事態宣言が解除された6月ごろから、再び各高校の活動が動き始めたしかしその間にドラフト上位候補と目された常総学院の菊地竜雅投手や一條力真投手、県岐阜商の佐々木泰選手などがプロ入りをあきらめ、大学進学を決めていた。

それでも関係者や選手の努力もあり、全都道府県で中止となった夏の選手権大会に変わる独自の都道府県大会が開催される。独自大会では各地で日程にバラつきがあったが、序盤は東北地方の青森山田・小牟田龍宝投手が150キロ級の球を見せ、明桜の橘高康太投手、長尾光投手も力を見せる。飯山の常田唯斗投手、日本航空石川の嘉手苅浩太投手、静岡商の高田琢登投手、瀬田工の小辻鷹仁投手、倉敷工の福島章太投手、神村学園の桑原秀侍投手などが注目をされた。

その中で最も注目されたのが山下舜平大投手と中京大中京の高橋宏斗投手の二人だった。山下投手は大きな体から153キロの速球を投げ、チームを福岡大会準優勝に導く。高橋投手も愛知大会で常時150キロ前後を記録するような圧巻の投球を見せ、高校NO.1の評価を勝ち取った。

また、センバツ出場予定だった高校が甲子園でプレーする甲子園交流戦でも、高橋投手は圧巻のピッチングを見せる。明石商の中森俊介投手も、昨年からの大きな成長とはいかなかったが、経験に裏打ちされた好投を見せた。

一方で、春の時点でBIG4と評価していた大分商の川瀬堅斗投手は、夏の独自大会前に足を故障し、大分独自大会や甲子園交流戦で、その力を発揮できたとは言えなかった。

また野手は全体的に試合経験不足が目立ち、打撃でアピールできた選手は少なかった。甲子園交流戦でも井上朋也選手、西川僚祐選手、中山礼都選手、入江大樹選手、小深田大地選手、来田涼斗選手などに、思うようなあたりは見られなかった。

スポーツ紙各紙の甲子園交流戦注目選手
中止となった第92回センバツ高校野球大会に代わる、「2020年甲子園高校野球交流試合」が行われる。スポーツ紙各紙も注目選手をリストアップした。6月11日更新!

そして甲子園の後に、アピールする機会の少なかった高校生に、プロのスカウトの前でアピールする機会を提供すべく、プロ志望高校生合同練習会が開催された。

福岡大大濠の山下投手が登場すると、他の投手とは別格の投球を見せつけた。他にも国学院栃木のシャピロマシュー一郎投手や浦和実の豆田泰志投手、埼玉栄の内田了介投手、帝京可児の加藤翼投手、精華の松木平優太投手、倉敷工の福島章太投手、神村学園の桑原秀侍投手が好投を見せた。

そして野手では、甲子園会場では遊撃手の土田龍空選手、中山礼都選手、岡本大翔選手が素晴らしい動きを見せ、広島商の寺本聖一選手が強肩・強打ぶりを見せる。東京ドーム会場でも上田西の高寺望夢選手がショートの守備と打撃を見せる。

プロ志望高校生合同練習会の参加選手一覧
8月29日、30日(甲子園)、9月5日、6日(東京ドーム)で行われるプロ志望高校生合同練習会の参加選手の一覧です。西日本会場の注目選手/東日本会場の注目選手

こうして高校生のドラフト会議に向けた戦いは幕を閉じた。

2020年高校生プロ志望届提出選手一覧
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プロ志望届を出さなかった注目高校生(2020)
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ドラフト会議では

1位指名:中京大中京・高橋宏斗投手、2番目は福岡大大濠・山下舜平大投手と花咲徳栄・井上朋也選手

2位指名:中京・元謙太選手、 明石商・中森俊介投手、横浜商・笹川吉康選手

3位指名:中京大中京・中山礼都選手、日大藤沢・牧原巧汰捕手、近江・土田龍空選手、東海大相模・山村崇嘉選手、横浜・松本隆之介投手、星稜・内山壮真選手、明石商・来田涼斗選手

という順番で指名をされた。

高橋投手と山下投手は最終学年で一気に成長しての1位指名、井上選手は最終学年はアピールができなかったが、1年生の時からの積み重ねで1位指名となった。

世代のトップを走っていた中森投手も2位で指名され、来田選手は3年時にアピールができずも3位で指名された。中京の元謙太選手は2年夏の甲子園で打者としての素質の高さを評価され、3年夏の独自大会でもその力を見せた。横浜商・笹川吉康選手はそれほど実績が無く、3年夏は独自大会もスカウトも立ち入りができなかったが、身体能力の高さが評価され、外野手で2番目という評価となった。

合同練習会組では、山下舜平大投手、中山礼都選手、土田龍空選手、福島章太投手などが参加していたものの、この3人は参加をしていなくてもこのくらいの評価だったと思う。合同練習会で評価されて指名を勝ち取ったのは、帝京可児・加藤翼投手(中日5位)、上田西の高寺望夢選手(阪神7位)くらいだったかもしれない。しかし、参加して力を見せた選手は、今後もスカウトのリストの中に入り、注目されていくものとみられる。

2020年ドラフト会議、12球団指名選手
2020年のドラフト会議で指名された選手一覧です。ドラフト会議は10月26日に行われ、合計123人が指名されました。
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