掛川西が東海大会優勝、144キロ左腕・沢山優介投手は3試合リリーフで14回1/3を15奪三振無失点

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

春季東海大会は、掛川西vs享栄の試合が行われ、掛川西が優勝した。144キロ左腕の沢山優介投手がリリーフで登板し、4回1/3を4安打5奪三振無失点に抑えた。

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3試合リリーフ登板

3連投となったこの日の決勝も、3点リードの5回、2アウト1,2塁の場面でエース・沢山優介投手が登板すると、このピンチをチェンジアップで打ち取った。

その後も変化球を使い8回まで無失点、9回には2アウト満塁のピンチとなったものの、最後は140キロのストレートでライトフライに討ち取った。「最後は全力で投げた。ほっとした」と話した。

沢山投手は、東海大会初戦の津商戦でリリーフで5回を投げて1安打6奪三振無失点、準決勝の愛工大名電戦でも5回5安打4奪三振無失点に抑えており、今大会は3試合すべてにリリーフで登板し、14回1/3を10安打15奪三振で無失点に抑え、優勝の立役者となった。

「疲労の取り方もこの3日間で確立できた。夏に向けて、いい機会になった」と話す沢山投手、目指すのは夏の甲子園出場だ。「来るとわかっていても打てない直球が理想。それを求めてやっていきたい」と話し、6月の1ヶ月でストレートのボリュームアップを図り、7月の静岡大会に臨む。

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20日から三重県で行われる春季高校野球東海大会の組み合わせが決定した。岐阜第一・阪口楽選手や享栄の148キロ右腕・竹山日向投手などが注目される。
出番は突然訪れた。3点リードの5回。2死走者なしの場面から3番手で登板した2年生の山本が2連続ストレート四球。沢山に登板指令が出た。
 「想定内。しっかり抑えられたのでよかった」。初球チェンジアップで彦坂を二ゴロに打ち取ると、その後は安打を許しながらも変化球を巧みに使って好投。9回は2死球と安打で2死満塁、3ボールとなったが「ここを切り抜けないと、夏の緊迫した場面でも抑えられない」。強気に攻めて、彦坂をねじ伏せた。

12年ぶりの東海大会優勝が決まっても、掛川西・沢山に笑顔はなかった。4点リードの最終回。安打と2死球で2死満塁と、1発が出れば同点のピンチを招いた。最後の打者を右飛に打ち取り、難を逃れたが「9回は勝ち急いでしまった。ああいうところが自分の課題」と反省した。

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