社会人投手のドラフト1位候補として名前が挙がるのは、JR東日本の152キロ左腕・田嶋大樹投手、ヤマハの157キロ右腕・鈴木博志投手、そしてこの日立製作所の鈴木康平投手だ。
素質NO.1
鈴木康平投手は、千葉明徳から国際武道大、そして日立製作所に進んで2年目の投手、186cmの身長から151キロの速球と大きなカーブを投げる。
大学を経由した社会人投手だがまだ素材型といえる。日本選手権や都市対抗の大舞台で登板をしているものの、まだ公式戦で試合を任せられるような所までは行っていない。それでも、国際武道大時代にもプロ志望届を提出したものの指名漏れした選手が、この2年間で大きく成長し、伸びしろがまだまだある選手として評価が高まった。
千葉ロッテの諸積スカウトは「まだ伸びしろがある。」と評価し、他球団も即戦力というよりは2,3年後が楽しみな素材と評価している。それでもドラフト1位候補に名前が挙がり、高い期待を集めている投手といえる。
「165キロは無理だけど、150キロ後半は行けると思う。まだ体をうまく使えていない感覚がある」と話す鈴木投手、プロでは、千葉明徳高校時代に専大松戸のエースとして君臨し、引き分け再試合を投げ合った上沢直之投手と対戦したいと話す。どんな成長を見せるか非常に楽しみな投手だ。
もうひとりの鈴木も「150キロ後半いける」 日刊スポーツ紙面 2017/10/23
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