大学野球の東北地区代表決定戦が行われ、東北福祉大は中日がドラフト2位で指名した佐藤優投手が6回2失点と好投し、試合は6-4で東北福祉大が勝利し決勝に勝ち進んだ。
ドラフト2位指名
仙台六大学リーグの3羽ガラス、仙台大・熊原健人投手は横浜DeNAがドラフト2位で、東北福祉大・佐藤優投手は中日がドラフト2位で、東北学院大の本田圭佑投手は埼玉西武がドラフト6位で指名した。明治神宮大会出場を決める東北地区代表決定戦には、東北福祉大、仙台大が出場している。
この日は東北福祉大の佐藤優投手が東日本国際大戦で先発すると、6回を投げて5安打2失点も、最速148キロの速球で9つの三振を奪い好投を見せた。ドラフト指名後のピッチングだったが「いつも通り投げられた」と話す佐藤投手、フォークボールなど三振を奪える変化球もあり、中日の森ヘッドコーチはドラフト会議後に、来季のリリーフでの起用についても示唆した。
一方、仙台大は富士大と対戦、昨日完投勝利をしており先発はしなかったが、0-5と点差を離された6回の1アウト1,3塁のピンチで登板すると、このピンチは抑えたものの、7回に2点を失ってコールドで敗れた。
熊原投手は「完敗だと思う」と話した。そして「あっという間だった。終わった実感がない」と話した。大学では東北福祉大の牙城である仙台六大学リーグで、2年連続で春のリーグ戦を制し大学野球選手権に出場を果たした。4年間で成長した姿と実績を武器に、プロの世界で戦っていく。
佐藤投手、熊原投手ともセリーグのチームのドラフト2位、ともにリリーフとしての器用の可能性もある。ライバルとしてずっと成長しつづける関係になってほしい。
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0―5の6回1死一、三塁から救援登板も、7回に2点を失いコールド負け。「完敗だと思う」と唇をかんだ。
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