大阪商業大が人工芝を入れ替え、この日は記念の紅白戦などが行われたという。毎年ドラフト候補が出てくる大商大、今年は148キロ左腕・伊原陵人投手、強肩の碓井雅也捕手、打撃のある修行恵大選手などが注目される。
人工芝
大阪商業大は1975年、76年に大学野球選手権を連覇、明治神宮大会でも1982年に優勝をしており、近年も両大会の常連となっている。しかし、優勝には手が届いていない。
日本一に向け、大学では関屋グラウンドの人工芝を張り替え、この日、そのテープカットや、記念試合となる紅白戦が行われた。
昨年は福元悠真選手が中日のドラフト6位で指名され、2019年には大西広樹投手、橋本侑樹投手、小野寺暖選手の3人がプロ野球選手となった。毎年のように注目選手が出てくるが、今年も注目選手がいる。
伊原陵人投手は170cmと小柄だが、最速148キロの速球を投げる左腕投手で、リーグ通算10勝を既に挙げている。スライダー、フォーク、カットなど多彩な変化球もキレがあり、左ということでプロも多いに注目する。伊原選手は「リーグ優勝と大学日本一が目標。先発するからには通算20勝を目指します」と目標を語った。
また、碓井雅也捕手も二塁送球タイムが1.81秒を記録する狂犬で、インサイドワークも評価が高い。打撃や肩もある修行恵大選手も高校時から注目されており、今年も複数人がドラフト会議で名前が呼ばれる可能性もある。
全国大会の常連・大商大が日本一に返り咲くことができるかも注目したい。
今季も充実の戦力を誇る。今秋ドラフト候補の最速148キロ左腕・伊原陵人投手(3年=智弁学園)、碓井雅也捕手(3年=天理)らがチームの要。伊原は1メートル70と小柄ながらカットボール、スライダー、フォークと多彩な変化球を操る本格派だ。1年春から登板し、リーグ戦通算10勝を誇り「リーグ優勝と大学日本一が目標。先発するからには通算20勝を目指します」と意気込む。
今季より主将を務める捕手の碓井は、二塁送球完了タイム1・81秒を誇る強肩が武器。インサイドワークにも優れる頭脳派タイプは「日本一になるという約束を果たしたい」と言葉に力を込めた。
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