190cm110kgの大型スラッガー・皇学館大の村田怜音選手に、9球団12人のスカウトが視察に訪れた。
今季3本塁打
超大型スラッガーとして注目される村田怜音選手、この日の四日市大戦で4番ファーストで出場すると、初回2アウト1塁の場面で右中間を破る先制の2ベースヒットを打った。また3回にもレフト線を破る2ベースヒットで、相手のエラーも絡んで得点が入った。
この活躍でチームは9-2で勝利、三重県リーグで優勝を決めた。「優勝できて、まず安心しました。今日はスイングをかけて、ほとんど1球でしっかり仕留めることができた。この春のテーマだったのでよかったと思います。でも最後の中飛は本塁打を打ちたいと思って力んでしまった。やっちゃったなという感じ。ミスショットでした」と話した。
リーグ戦は終了した。目標は5本塁打だったが3本にとどまった。それでもこれから大学野球選手権出場をかけた東海地区代表決定戦を戦う事になり、「これが通過点という気持ちでやってきたので。東海を勝って、神宮を決めてからみんなでマウンドに集まろうと言っています。」と話す。
この日は巨人や阪神など9球団12人のスカウトが視察に訪れ、注目度がどんどん増している。村田選手もプロ入りを希望するが「現時点では支配下契約は難しい」と自己評価をしている。
「打って勝って、神宮でも1本打ちたいです」と話す。全国の舞台で豪快なホームランをかっ飛ばせば、自然と秋のドラフト会議での指名順位は跳ね上がるだろう。期待したい。
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