東海大静岡の左腕・宮原駿介投手が１４８キロ、くふうハヤテ戦で５回４失点

東海大静岡の150キロ左腕・宮原駿介投手が、同じ静岡県のくふうハヤテとの練習試合で先発し5回を投げて4失点、最速は148キロを記録した。

コンデションは不良

この日の宮原駿介投手は、1週間前に風邪を引いたこともあり、状態は最悪だったという。3回には4安打で4失点するなど、大量にリードされる展開となった。

それでも4回は味方の2つのエラーで背負ったピンチを無失点で切り抜けると、5回も先頭打者に安打を許したが、2アウト3塁のピンチ出見逃し三振を奪った。「ゾーンで勝負するのがテーマだった。左打者の内角も攻められた」と話し、最速148キロのストレートで攻めの投球を見せた。

対戦したくふうハヤテの赤堀監督は「いい球は投げている。あとは、制球力を磨くことかな」と話し、課題ともされている制球力について指摘していた。

宮原投手は最速150キロの速球を投げる左腕投手で、プロのスカウトも注目をしている。大学野球選手権や侍ジャパン大学代表に選ばれずにまだアピールが必要な状況にあるが、8月31日からの大学最後のリーグ戦には「圧倒的な投球を見せたい」と話し、最後に猛烈なアピールをして10月のドラフト会議を迎えたい。