プロ野球は今日、オープン戦が開幕する。各チームの先発が発表されているが、ルーキー投手の先発投手はいない。
オープン戦5試合のカードと10球団の先発
福岡ソフトバンクvsオリックス
昨年のパリーグで最後のひと試合まで戦った2チームがいきなり激突する。福岡ソフトバンクは3年目の東浜巨投手が先発、オリックスは2年目の東明大貴投手。東浜巨投手は2012年のドラフトの目玉投手だが、2年間はともに終盤戦に好投を見せるものの、1年間を通した活躍ができておらず、今年の期待は高い。東明投手も昨年は吉田一将投手とルーキー二人で先発ローテに入るなどプロでのステップを踏んだ。今年はさらに飛躍を見せたい。
北海道日本ハムvs東北楽天
昨年のドラフト会議で有原航平投手、安楽智大投手を抽選で獲得するななど、球団社長のくじ運が抜群のチーム同士の対決。北海道日本ハムはベテランの武田勝投手、東北楽天は2年目の横山貴明投手が先発。横山投手は早稲田大から2013年のドラフト6位で指名された。大学時代からリリーフで活躍をしていたが今年は先発を任されるようだ。
中日vs千葉ロッテ
2010年の日本シリーズで延長15回引き分け&延長12回の死闘を演じた両チーム、その時の中心選手がベテランとなり、選手の若手への切り替えを模索しているチームと言える。
中日はラウル・バルデス投手、千葉ロッテはチェン投手と外国人投手を開幕に持ってきたのは、何か偶然なのか。
横浜DeNA vs 阪神
昨年のリーグ戦では、終盤前にはAクラスを争っていた2チームだったが、終盤に来てチーム力が現れ、阪神は2位で日本シリーズにも進出、横浜DeNAは5位に沈んだ。横浜DeNAは山口俊投手、阪神は藤浪晋太郎投手が登板、昨年にお互いを得意としていた投手同士の先発で、両チームとも今年のリーグ戦に向けて投手のデータを集める事になりそうだ。
巨人vs広島
昨年セリーグAクラス同士の対決で、優勝の声が高まるカープが、リーグ3連覇の巨人に挑む。巨人は3年目の菅野智之投手、広島は5年目となる福井優也投手が先発、福井投手は済美高校時に巨人に4巡目で指名されたものの入団を断り、4年後に広島にドラフト1位で入団した。菅野投手も2011年に北海道日本ハムからドラフト1位指名されたものの入団を断り、翌年巨人にドラフト1位指名されて入団している。
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