社会人野球、JABA九州大会が開幕した。三菱日立パワーシステムズは今年のドラフト候補・野村亮介投手がNTT西日本を、セガサミーは上武大優勝投手の横田哲投手がヤマハを完封し勝利した。
今年解禁187cm右腕
三菱日立パワーシステムズの野村亮介投手は静清高校(旧静清工)時代も187cmの大型投手としてプロから注目されていた。昨年の都市対抗では1/3回を投げて自責点3と結果は良くなかったものの質の良いストレートを見せており、この日はNTT西日本を5安打11奪三振で完封しその素質が開花した。
この日の最速は不明だが145km/hを記録しており、今後もまだまだ成長する選手だと思う。昨年の柿田裕太投手(横浜DeNAドラフト1位)のように今年一気に評価を上げていくかもしれない。
抜群の安定感健在
また、セガサミーは上武大出身の1年目・横田哲投手が先発し、ヤマハを完封した。6回までノーヒットに抑え7回にヒットを打たれたが許したヒットはその1本のみ、9回を1安打で完封した。
横田投手は昨年、上武大のエースとして大学野球選手権で明治大等を下して全国制覇をしている。170cmと小柄だがスリークォーターからの角度のある145km/hのストレートで、打者のインコースをえぐるコントロールを持つ。
来年のドラフト候補として注目を続ける必要がある投手だろう。
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