今秋のドラフト候補に挙がる日大準硬式野球部の最速152キロ右腕・竹川葉流投手(4年)が、米国やカナダで開催されるアマチュア野球リーグの「北米サマーリーグ」に参戦することが分かった。現地でも優勝常連の人気チームとして5000人以上の大観衆を集める「セントジョセフ・マスタングス」に入団し、6月から8月にかけてカンザスシティを中心に開催されるリーグ戦でプレーする。
江戸川高時代のベンチ外から152キロ右腕へ、驚異の肉体改造が生んだドラフト候補
準硬式野球で最速152キロの速球を投げ、プロ複数球団からマークされる竹川葉流投手は、高校時代は江戸川高(東京)でプレーしていたが、3年夏はベンチ外という全くの無名選手だったという。しかし、日大進学後に準硬式野球部へ入部したことが大きな転機となった。部内の充実した3つの大型トレーニング施設をフル活用し、地道なウェートトレーニングと並々ならぬ肉体改造に集中すると、筋力の大幅な向上によってボールの威力は増し、3年時には152キロを記録した。
この急成長がプロのスカウト陣の目に留まり、今春の春季リーグ戦では、巨人、阪神、広島など5球団のスカウトがネット裏に集結、準硬式の「隠れた逸材」として、今秋ドラフト候補に浮上した。竹川投手は春のピッチングを振り返り、「春季リーグではスカウトが来た時に体が硬くなってしまうこともありましたが、中盤以降は調子を戻して納得のいくシーズンが送れました。」と話す。
しかし、やはり硬式での経験が必要と考え、「将来を考えて挑戦することにしました」と、アメリカで硬式野球をすることを決めた。
「大山北斗投手の存在が刺激」、東都準硬式リーグから2年連続のプロ入りへ
竹川投手がプレーする東都準硬式野球リーグからは、昨年のドラフト会議で中央大の絶対的エース右腕としてリーグを牽引した大山北斗投手が、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト8位指名を受けてプロ入りした。プロ野球ではオリックス・バファローズの高島泰都投手など準硬式出身の投手がいるが、昨年の大山投手がプロ入りした姿、そして今季、ウエスタン・リーグで投げている姿を見て、竹川投手も「同じリーグで投げている姿を見てきました。(大山の存在で)頑張ろうと刺激になっています」(スポーツニッポン)と話す。
「ドラフトまでの期間でどれだけチャレンジできるか。昔からこだわってきた真っすぐで三振を奪えるところをアピールしたい」(スポーツニッポン)と話し、自らの最大の武器であるストレートで、アメリカの地でも圧倒的な投球を見せる意気込みを示した。そこで活躍して自信をつけることができれば、秋は一直線にドラフト会議へと進むことができるだろう。
【竹川 葉流】 プロフィール
- 氏名:竹川葉流(たけかわ・はる)
- 所属:日本大学・準硬式(4年)
- 出身:東京都江東区(水神小・やまと野球部 - 第二亀戸中・江東パワーフォース - 江戸川高校出身)
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:177cm、88kg
- 主な特徴や実績:自己最速152キロ。江戸川高3年夏はベンチ外の無名選手だったが、日大進学後にトレーニングで劇的な肉体改造に成功。3年時に152キロを記録し、今春の東都準硬式リーグでは巨人、阪神、広島など5球団スカウトが視察。昔からこだわりを持つ伸びのあるストレートと抜群の奪三振能力が最大の武器で、今夏は可能性を広げるべく北米サマーリーグの強豪「セントジョセフ・マスタングス」へ参戦する準硬式野球界大注目の2026年ドラフト注目右腕。









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