第108回全国高校野球選手権神奈川大会は16日、4回戦が行われ、市ケ尾高が川崎工科に5―2で競り勝ち、2年ぶりの16強入りを果たした。1点リードの8回から登板した背番号18の中山優太朗投手(3年)が2回を1安打無失点に抑え、試合を締めくくった。3回戦で春の県大会で東海大相模を破った相洋を下した勢いそのままに、「公立の星」が8強へ王手をかけた。
33度の暑さの中で2回0封、「勝つことだけを考えてマウンドに上がった」
この日の最高気温は33度。前回登板した関東学院六浦戦から気温がかなり上昇した中でのマウンドだったが、中山優太朗投手は「勝つことだけを考えてマウンドに上がった」(スポーツ報知)と、最速140キロの直球を軸に押し込んだ。8回から救援すると2安打を許しながらも要所を締め、2回を無失点。抑えの役割をそつなくこなし、5―2の勝利を守り切った。
最速145キロを誇る右腕を支えるのは、3年間で20キロ増やした体だ。この夏の暑さを乗り切るために食事量を落とすことなく、体重も維持できているという。
目標はベスト8、その先に見据える4年後のドラフト
強豪を次々と倒してつかんだ16強だが、中山投手の視線は先を向いている。「強豪チームを倒したことは自信になっていると思うが、自分たちの目標はベスト8。あくまで通過点なので、気を引き締めて次の試合でも絶対に勝ちたい」(スポーツ報知)と闘志を燃やした。
将来の夢はプロ野球選手だ。「大学を経由して4年後、ドラフトにかかるように経験を積みたい」(スポーツニッポン)と語り、卒業後は東京六大学などでのプレーを目指すとした。
次戦は18日、8強入りを懸けて同じ県立の川和と激突する。菅沢悠監督(39)は「川和さんは4季連続ベスト16で、うちは挑戦する立場。頑張りたい」(スポーツ報知)と意気込んだ。公立校の守護神が、チームを未踏の8強へ導く。
【中山 優太朗】 プロフィール
- 氏名: 中山優太朗(なかやま・ゆうたろう)
- 所属: 市ケ尾高校(3年)
- ポジション: 投手
- 主な特徴や実績: 最速145キロの直球を武器とする市ケ尾高の守護神右腕で、背番号18を背負う。3年間で体重を20キロ増やしてパワーアップし、夏場も食事量を落とさず体重を維持する。今夏の神奈川大会4回戦・川崎工科戦では8回から登板し、最速140キロの直球を軸に2回1安打無失点の好救援でチームの2年ぶり16強入りを締めくくった。将来の夢はプロ野球選手で、卒業後は東京六大学などでのプレーを見据え、4年後のドラフト指名を目指す。
















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