夏の京都大会3連覇を狙う京都国際高のプロ注目左腕・西田櫂吏投手(3年)は、15日に行われた夏の高校野球選手権京都大会3回戦、京都文教戦で登板すると、初回から145キロのストレートを投げ込み、9回を投げ抜いて4安打2失点7奪三振の力投を見せた。チームは3―2で逆転サヨナラ勝ちを収め、16強へと駒を進める。ネット裏には複数球団のスカウトが視察に訪れ、本人は今秋のプロ志望届提出を明言した。
調子が上がらない中で組み立てを工夫、9回4安打2失点の粘投
今大会初登板となった西田櫂吏投手は、初回から145キロのストレートを投げ込み、京都文教打線を封じにかかった。5回に失策も絡んで2失点を喫したものの、大きく崩れることはなかった。9回を一人で投げ切り、4安打2失点7奪三振。決して本調子とは言えない内容だったが、粘りの投球でチームを支えた。
西田投手は「調子が良くなかったけど、その中でも抑えないといけないので。悪い中での組み立て方などを意識して投げていました」(スポーツニッポン)と、この日の投球を冷静に振り返った。思うようにボールが走らない状況でも、配球と組み立てで打者を封じにいく姿勢が、9回2失点という結果につながった。
逆転サヨナラ勝ちで16強、今秋のプロ志望届提出を明言
打線は8回まで1点を追う展開となったが、9回裏2アウトからランナーを出し、逆転サヨナラ2ランホームランで3―2で勝利した。劇的な決着で16強に勝ち進み、エースが最少失点で試合をつくり続けたことが、終盤の逆転劇を呼び込んだ。
この日の投球を、ネット裏で見守った複数球団のスカウトも高く評価した。
横浜DeNA・木塚敦志スカウト:「ボールに力があるし球持ちもいい。将来性が楽しみ」
卒業後の進路はプロ入りを志望、西田投手は今秋にプロ志望届を提出することを明言している。最速145キロを誇る左腕が、この夏にどこまで勝ち進み、秋のドラフト会議で各球団からどのような評価を受けるのか注目される。
【西田 櫂吏】 プロフィール
- 氏名:西田櫂吏(にしだ・かいり)
- 所属:京都国際高校(3年)
- ポジション:投手(左腕)
- 主な特徴や実績:最速145キロのストレートを武器とするプロ注目の本格派左腕。全国高校野球選手権京都大会3回戦の京都文教戦では、今大会初登板ながら9回を投げ抜いて4安打2失点7奪三振と力投し、チームの逆転サヨナラ勝ちに貢献した。本調子でない中でも配球と組み立てで打者を封じる投球術を見せ、視察したプロのスカウトからも「ボールに力があるし球持ちもいい」と将来性を評価される。今秋のプロ志望届提出を明言しており、次の舞台での飛躍が期待される。













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