188cmから最速148km/hの速球を投げるプロ注目の、横浜創学館・望月惇志投手が高校野球最後の夏を終えた。卒業後については「最終目標はプロ」と応えた。
144km/h、5失点敗退
望月惇志投手はこの日、立ち上がりで2塁打を浴びるととこから2失点、その後粘りを見せたものの、全体的に制球も球もあまり良くなく最速は145km/h、5回に1失点すると8回には疲れも見えて2失点し、8回13安打5失点で敗れた。
「もう少し長く野球がしたかった」と話した望月投手、今大会はこれまで2試合2イニングしか投げていない。森田監督は「今日までに5回か6回は投げさせてあげたかった。かわいそうな事をした」と話し、これまでの試合で予想外のコールド勝ちなどで登板機会が少なかったことを反省していた。
進路は未定
この日は良くない投球内容だったものの、プロの注目度は高い。この日は10球団のスカウトが視察し、横浜DeNAは高田GM、巨人は山下スカウト部長などが視察した。
高田GMは「今日はちょっと残念だったけど、体はいいし伸びしろはある」と評価、巨人の長谷川スカウトは「何か一つウイニングショットを覚えると緩急が聞いてよくなる。大きく伸びる」と話し、山下スカウト部長も「ファームで2,3年鍛えたら、ローテも十分狙える」と話した。
試合後のインタビューで望月投手は「最終目標はプロ」と話したが「いまのままでは通用しない」とも話した。プロ志望の意思はあるものの、大学、社会人などの進路はこれから決めていくようだ。
現段階では育成ドラフトかドラフト下位指名となりそうだが、以外と早く1軍のマウンドに立つ投手になりそうだ。このままプロに行ってほしい感じがする。
初先発エース望月5失点沈む 日刊スポーツ紙面 2015/7/23
148キロ右腕望月5失点で散る スポーツ報知紙面 2015/7/23
コメント