横浜高校と練習試合を行った花咲徳栄も、プロ注目の高橋昂也投手が7回からリリーフで登板し、藤平尚真投手との投げ合いで最速143キロを記録した。
3回4奪三振
花咲徳栄の高橋昂也投手は、昨年夏の甲子園で好投を見せ、左腕投手のドラフト候補としてプロから注目をされていた。しかし今年春のセンバツで調子が良くなく、大会後には左背筋を痛めていた。
その後は回復に向けて順調だったというが、この日は7回から登板すると143キロを記録した速球とフォークボールなどで、3回4安打1失点も4奪三振を記録した。高橋投手は「投げ合えたことも含め、夏に向けて手ごたえを感じられました」と話し、藤平投手と投げ合った事、そして投げる球の質について話した。
福岡ソフトバンク評価
この日は福岡ソフトバンクが荒金スカウト、山本スカウトなどが視察に訪れている。高橋投手について山本スカウトは「いい決め球を持っているし、三振が欲しい所で取れる」と評価した。
福岡ソフトバンクは一昨年は盛岡大付の松本裕樹投手を、昨年は県岐阜商の高橋純平投手をドラフト1位で獲得し、2位でも小澤怜史投手を獲得している。ドラフト1位では左右関係なく良い投手を指名するものの、さすがに今年も高校生右腕の1位指名というのは考えにくそうだ。
このひは左腕の高橋昂也投手の視察が主な目的だったように感じられる。左腕投手では履正社の寺島成輝投手や大阪桐蔭の高山優希選手などがおり、この高橋投手も含めて指名を検討しているとみられる。
今春センバツ後に肩甲骨周辺の筋肉を痛めていたが順調に回復し、この日の最速は143キロ。打者・藤平に対してはフォークで空振り三振に仕留めるなど2打席の対決で安打を許さなかった。
高橋昂上々の4K デイリースポーツ紙面 2016/6/27
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