花咲徳栄が前橋商と練習試合を行い、ドラフト上位候補と注目される前橋商・清水大暉投手や花咲徳栄・石塚裕惺選手が注目される中で、花咲徳栄のエース候補・上原堆我投手が自己最速となる148キロを記録しアピールした。
強い速球に将来性
上原堆我投手は176cm85kgの右腕投手で、昨秋の時点で下半身ががっしりとして土台が安定しており、140キロ前後の強いストレートを投げる投手として注目されていた。
この日は、前橋商の清水投手や、自チームの石塚選手が対戦することもあって9球団のスカウトが詰めかけるなど注目されたが、上原投手は「清水君はいい投手と聞いていたので、清水君よりいいピッチングをしてアピールしようと気合が入っていました」と気合を入れて試合に臨んだ。
試合では自己最速を2キロ更新する148キロを記録すると、鋭いスライダーで次々と三振を奪ってゆき、前橋商打線を6回1安打9奪三振と圧倒した。「追い込んでからの変化球が課題でした。冬の間、真っすぐをアウトローに決める練習をしていて、それを生かすために同じ軌道でスライダーを投げることを意識してきました」と話した。
視察したスカウトからもストレートの強さやコントロールを評価する声も聞かれたという。花咲徳栄では高校時に強いストレートを投げていた堀越啓太投手が、東北福祉大に進学後に160キロを越す球を投げており、それに近い力を持った投手だと思う。
この春の投球はもちろん、チームは2019年から夏の甲子園から遠ざかっており、甲子園で投球を見せて、秋のドラフト会議で注目される投手となっていくことができるか、その道程を追ってゆきたい。
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【高校野球】花咲徳栄のエース・上原堆我が9球団スカウトに猛アピール 自己最速の148キロをマーク - スポーツ報知
ネット裏には、9球団のスカウトが集結していた。お目当ては、192センチの超ビッグサイズから最速148キロの直球を投じる前橋商・清水大暉投手(3年)だった。
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