早稲田実・清宮幸太郎選手は3打数1安打、ソフトバンク、中日など4球団スカウト視察

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秀岳館と対戦した早稲田実、清宮幸太郎選手は、秀岳館の川端健斗投手、田浦文丸投手などと対戦し、3打数1安打だった。

全国レベルの投手

この日は、全国レベルの左腕投手と対戦した清宮選手、川端投手に対しては、第1打席で高めの球や外角に切れていく変化球などで攻められたものの、それを見極めて四球を選んだ。3回には同じようにいろいろな球で勝負されたが、カウント2-1からの外角のストレートを痛烈にライトに弾き返してヒットとなった。第3打席も球を見極めて四球を選んだ。

第4打席は捕手だった幸地竜弥投手が登板しており、外角低めの変化球でレフトフライに打ち取られた。そして9回の第5打席、2アウトランナー無しの場面で前のバッターが敬遠され、わざわざ清宮選手勝負を挑んできた。怒りを抑えながらの打席となったが、144キロ左腕の田浦文丸投手にカウント1-2と追い込まれ、ファーストゴロに終わって試合終了となった。

ホームランこそなかったものの、プロも注目する川端投手との対戦では、高めの球、変化球を見極めるなどある程度自信につながる収穫のある対戦になったのではないかと思う。2四球を与えた川端投手も、変化球を見極められ首を捻っていた。

9回の敬遠については、秀岳館・鍛治舎監督は、田浦投手が清宮選手と対戦していなかったためと説明し「公式戦では絶対あり得ません」と話した。練習試合という事もあり、それもまた仕方ない。

4球団プロ注目

この日は、阪神、中日、福岡ソフトバンク、埼玉西武の4球団のスカウトが視察をした。中日の中田スカウト部長は「四球が多くてチャンスボールが少ない中、ヒットゾーンに来る球を確実に捕まえる技術が素晴らしい」と話すと、福岡ソフトバンクの永山アマスカウトチーフは、「これだけお客さんを呼べる選手はなかなかいない」と話した。

技術的なものから、人を呼べる選手としての評価もどんどん加わっている。20日からは関東大会に出場し、高いレベルでどれだけの成績を残すか期待したい。

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敬遠で清宮に打席が回ると、本塁打を期待する7000人の観衆がこの日一番の盛り上がりを見せた。その中で清宮は複雑な表情を浮かべて打席に向かい、捕手の橋口に「ベンチの指示?」と聞いたほど。騒然とする中での最終打席は直球を「打ち損じた」と一ゴロ。最後の打者となった。試合後は「いろいろと感じるところはある」と話す表情は悔しさでいっぱいだった。

中日の中田宗男スカウト部長は「四球が多くてチャンスボールが少ない中、ヒットゾーンに来る球を確実につかまえる技術が素晴らしい」と称賛。ソフトバンクの永山勝アマスカウトチーフは「これだけお客さんを呼べる選手はなかなかいない」と2日間で計1万500人を集めたスター性を評価していた。

ネット裏の中日、阪神、西武、ソフトバンクのスカウトは「見たことがない」と口をそろえた。「相手にそれほど対戦したいと思わせる打者。

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