東海大熊本星翔の百崎蒼生選手が3番ショートで出場、10球団視察しオリックスが評価

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高校通算38本塁打の遊撃手・百崎蒼生選手が、東海大熊本星翔の選手として初の公式戦に出場した。10球団が視察に訪れてオリックスが評価をしている。

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東海大相模から地元へ

百崎蒼生選手は熊本出身だが、高校は東海大相模へと進むと、1年秋にはレギュラーとして出場する力を持っていた。しかし2年時に地元へ戻り、東海大熊本星翔に転向し、高校野球連盟の規定により1年間は公式戦に出場できず、この最後の夏が東海大熊本星翔でプレーする最初で最後の大会となる。

178cmの遊撃手で高校通算38本塁打を放ち、50m5.9秒の足がある。しかしこの日は「最初は全く足が動いていなかった」と緊張により2打数ノーヒットだった。2つの四球を選び、4回にはその四球でつないで8得点に繋げた。それでも「今日はチームの役に立てなかった。ここ一番で1本出せるようにしたい」と反省だった。

この日は10球団のスカウトが視察し、オリックスの縞田スカウトは「打撃力があるし、走塁技術は高いものがある」と評価した。百崎選手も「プロに行きたい。そのために一歩一歩頑張ります」と話し、甲子園とプロを目指す大会に緊張の一歩目を踏み出した。

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