都市対抗野球では社会人NO.1左腕のJR東日本・田嶋大樹投手が、1回戦に続いて先発し2試合連続の完封勝利を挙げた。
中3日
今シーズンは本当に田嶋投手の登板が多い。都市対抗予選や他の大会でもでも中1日での登板もあった。この日は3日前に完封勝利を挙げていた田嶋投手が先発すると、三菱重工名古屋打線を4安打8奪三振に抑えて完封した。「中3日あれば十分。予選では中1日だったのでやり慣れている」と話す。
ただしこの日は、6つの四死球を与え、4回にはヒットと連続死球でノーアウト満塁のピンチを招くなど疲労も見せたが、そのピンチも三振と併殺で無失点に抑え、投手としての奥の深さを見せた。
この日は千葉ロッテの林信平球団本部長が視察し、「数日前に完投しているのを感じさせない。スタミナも十分」と評価した。
センバツで4試合560球を投げ・・・
この日も139球を投げ切った田嶋投手、「全部投げる。エースとして頑張りたいと話した。田嶋投手といえば佐野日大時代にセンバツに出場し、4試合38イニングで560球を投げ、ベスト4入りしたのが記憶に新しい。
しかしその影響があり、春の大会以降は腕の痛みにも悩まされていた。その記憶がよみがえり、気になる所ではあるが、とにかく故障が無ければドラフト1位指名はもう間違いない。
今秋ドラフト1位候補左腕のJR東日本・田嶋大樹投手(20)は中3日の登板で2試合連続の完封勝利を挙げたが「中3日あれば十分。予選では中1日だったのでやり慣れている」と平然としていた。
走者を出しても「ピンチの方が投げやすい」と動じなかった。先制した直後の四回、安打と連続死球で無死満塁を招いたが、狙い通りに三振を奪う。続く打者を直球で追い込むとスライダーを打たせて二ゴロ併殺で切り抜けた。六回以降はセットポジションでの投球に変え、調子に合わせる対応力も光った。
視察したロッテの林信平球団本部長は「数日前に完投しているのを感じさせない。スタミナも十分」と絶賛した。
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