早稲田実で捕手として注目された加藤雅樹選手が、再び捕手としてマスクをかぶった。
再転向
早稲田実のときに高校通算47本塁打の強打と遠投110mの強肩で注目された加藤雅樹選手、早稲田大では打撃を活かすために外野手に転向すると、東京ガスに進んだ1年目も外野手としてプレーしたが、「ずっとキャッチャーをやりたかった」と冬に捕手転向の希望を伝え、春は実戦でマスクをかぶっていた。
この日の日立製作所戦では5点ビハインドの7回の守備からレガースを付けて捕手として出場すると、7回、8回の2イニングでマスクを被り、3投手をリードした。「緊張はしましたが、チームとして苦しい状況だったので、なんとか流れを持ってきたかった。初回はうまくいったが、2回はうまくいかなかったのが正直なところ」と話した。
この日は打撃で1安打を記録した。多くのスカウトが視察に訪れていたが、「もちろん野球をやってる以上は目指すべき世界ですし、選手としてどんどん高みを目指すというのは当たり前。プロの世界でやりたい気持ちは常に、僕はちっちゃい頃からずっと持ってますね」とプロへの思いを口にした。
「試合を任せられると思ってもらえるような、技術と人間性と体力をつけていきたい。人として信頼されるようなキャッチャーになりたい」と話す加藤捕手、この日、チームは敗れ、今後、プロ入りのアピールができるのは、秋の都市対抗予選となる。
秋までに正捕手としてマスクを被り、その大会でホームランを連発できるくらいの準備をしたい。
早大4年時にはプロ志望届を提出するも、指名漏れ。それから今年で2年。ドラフト解禁を迎える。「もちろん野球をやってる以上は目指すべき世界ですし、選手としてどんどん高みを目指すというのは当たり前。プロの世界でやりたい気持ちは常に、僕はちっちゃい頃からずっと持ってますね」。
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