中央大のエース・皆川喬涼投手が今季5勝目を挙げ、独走状態に入った。
投手
東都リーグは今季、月曜日と金曜日の開催となったため、投球間隔もあることからエースが多くの試合で先発できる状況となっている。中央大のエース・皆川喬涼投手はここまで9試合中7試合に登板し、5勝を挙げた。
リーグ戦序盤に比べ、かなり疲れは見える投球になっている。この日も5回1安打に抑えていたものの5回で降板した。それでも「今までのリーグ戦では、できなかった数字。投げる試合は全て勝つつもりでいます。自分に勝ちが付くイコール、チームが勝っている。チームが勝つとうれしいです」と話す。
東都リーグでは国学院大の池内瞭馬投手と東洋大の松澤海渡投手がそれぞれ3勝を挙げており、今週も含めてあと5試合もあるため、まだ最多勝争いは誰が勝つのかわからない。7大学による1部リーグとなっており、最多勝のラインが7勝、8勝くらいになりそうだ。
防御率では東洋大2年の細野晴希投手が、0.40でトップとなっている。プロも注目する楽しみな投手が多い。東京都の緊急事態宣言により、この日からはスカウトも球場に入れなくなってしまったが、熱い戦いは続く。
今季は週によっては月、金開催の変則日程で行われている。月曜の1回戦に先発した後、中3日で金曜の2回戦にも先発できる。皆川はここまで6試合に先発し、この日で5勝目。昨秋までの通算2勝をあっという間に上回った。「今までのリーグ戦では、できなかった数字。投げる試合は全て勝つつもりでいます。自分に勝ちが付く、イコール、チームが勝っている。チームが勝つとうれしいです」と笑顔で話した。
群馬・前橋育英高出身の4年生右腕はこの日、最速146キロを計測。自己最速に3キロ及ばなかったが、速球を中心に5回を1失点に封じた。
チームの9試合中、7試合に登板して5勝目(1敗)。例年は火曜日に1回戦が始まるが、今年はヤクルト戦との併用を避けるため、月曜日に1回戦、金曜日に中3日で2回戦を行う変則日程も含まれる。連投がないことも、皆川の登板機会が増えた理由だ。
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