関西学生リーグでは関西大の金丸夢斗投手が9回から登板し、2回をノーヒット無失点に抑えて、関西学院大と5-5の引き分けとした。
まだ続く
1勝1敗で迎えた関西学院大戦、リーグ戦最後の登板になる可能性もあった金丸夢斗投手は、「これが最後かと思いながら投げていた。」と話した。9回に登板をすると、2アウトからめずらしい四球を与えたものの、続く打者を三振で切った。また延長10回も三者凡退に抑えて2回をノーヒット1四球2奪三振で無失点に抑えた。
試合は延長12回までで5-5の引き分け、まだリーグ戦が続く。金丸投手は「このチームで少しでも長くできるようになったのはうれしい」と話した。
この日は5球団が視察、巨人、福岡ソフトバンクの他、阪神は畑山統括スカウトなど4人態勢で視察をした。阪神は12日にも6人態勢で視察をしており、誠意を見せるような形で視察を続けている。阪神は最終的に監督が1位指名を決めるため、指名を公表するという可能性は低いと思うが、間違いなく監督に薦める選手に入ってくると見られ、後は藤川新監督がどのタイミングで決断をするかだろう。
まずは1勝1敗1分となった関西学院大戦の4回戦は22日に行われる。その前の京都大戦で関西学院大が2連敗した場合には、この22日の試合が優勝決定戦となる。いずれにしても金丸投手にとって、リーグ戦はこれが最後の登板となり、その2日後のドラフト会議に向かう登板となる。
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