【ドラフト指名漏れ】立教大・山形球道選手が明治安田から2年後プロ入り目指す

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東京六大学野球リーグの立教大学で今春3冠王に輝いた山形球道外野手(22)が、社会人野球の強豪・明治安田に進むことがわかった。大学日本代表にも選ばれた左のスラッガーは、ドラフト指名漏れの悔しさをバネに、社会人で「若獅子賞」獲得と2年後のプロ入りを誓う。

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59年ぶりの快挙も指名漏れ、名門で再スタート

2025年は山形球道選手にとって大きな飛躍とともに、挫折を味わった1年でもあった。春季リーグ戦では打率.444、5本塁打、17打点という圧倒的な成績でブレークし、立教大の選手としては59年ぶり2人目となる3冠王を獲得。夏には侍ジャパン大学代表入りして日米大学野球にも出場すると、秋も打率.377をマークするなどバットで猛アピールした。

活躍が続くとともに、プロ側の評価も高いところで固定され、秋のドラフト会議では、左のスラッガー候補としてドラフト候補となった。しかし、山形選手はプロ志望届を提出したものの指名漏れとなった。

課題は「逆方向への長打」、右肘手術で守備も万全へ

しかし、視線はすでに2年後のドラフト解禁に向いている。「成長してENEOS時代の度会選手くらい注目される打者になりたい」(スポニチ)と話し、明治安田に進むことを決め、 「1年目から都市対抗に出場して若獅子賞を獲りたい」(同)と意欲を見せる。そのために、「逆方向への本塁打を打ちたい」(同)と、早くも打撃の改良に着手している。

また、右肘痛があり守備でのアピールができていなかったが、今月に右肘の手術を受け、2ヶ月後にはスローイングが解禁される予定で、来年は外野手としても肩でもアピールをする。

外野手として2023年にドラフト1位でプロ入りした度会隆輝選手(ENEOSーDeNA)のように、春のスポニチ大会から打撃で爆発力を見せ、都市対抗で本戦で4本塁打を放ちたい。そうすれば2027年は、社会人外野手ながらドラフト上位候補となり、プロ入りへの道を歩むことができるようになる。

山形球道 プロフィール

  • 氏名: 山形 球道(やまがた・きゅうどう)
  • 所属: 立教大学(4年) → 明治安田(内定)
  • 出身: 東京都(興南高校卒)
  • ポジション: 外野手
  • 投打: 右投左打
  • 身長・体重: 172cm、82kg
  • 主な特徴や実績: 4年春に東京六大学リーグ3冠王を獲得した強打者。大学日本代表。小柄ながらパンチ力があり、社会人で守備面の課題克服を目指す。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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