中日のスカウト陣が、全国高校野球選手権大会に出場した全49校の視察をひと通り終え、進学を希望する有望選手が多く今秋ドラフトの対象となる選手が限られる中で候補を見極めた。永野吉成チーフは最速157キロ右腕、横浜高(神奈川)の織田翔希投手(3年)の名前を真っ先に挙げた。
永野チーフが「やはり断トツ」、横浜・織田翔希投手を最上位に
今夏の甲子園で全49校が初戦を終えた12日、中日スカウト陣は高校生の視察をひと通り終えた。今大会は進学を希望する有望選手が多く、今秋ドラフトの対象となる選手が限られる中、初戦25試合をチェックして指名候補を見極めた。
視察を終えた永野チーフが真っ先に名前を挙げたのが、横浜高の織田翔希投手だった。沖縄尚学戦で力投した最速157キロ右腕を、他を引き離す存在と位置づけた。
中日・永野吉成チーフ:「やはり断トツで織田。初戦はストライク率も高く、ゾーンで勝負できていた」
制球で押しながらゾーンで勝負できる完成度を高く評価しており、今秋ドラフトに向けて中日が上位指名候補として評価していく存在となりそうだ。
大分商・平田玲翔投手の投打に期待、横浜・池田聖摩内野手も注目
織田投手に次いで永野チーフの目を引いたのが、「2番・指名打者」で先発出場し、リリーフで150キロ台を連発した大分商の平田玲翔投手だった。
中日・永野吉成チーフ:「投打の両方ともいい。(凡打でも)走ろうとする野性的な意欲もよく、将来が楽しみ」(中日スポーツ)
投打二刀流の資質に加え、走塁での積極性という野性的なプレーぶりにも将来性を感じ取った。野手では、横浜高の遊撃手・池田聖摩内野手の名前も挙がり、守りの要としての評価を得た。
聖隷クリストファー・高部陸投手は「4年後が楽しみ」、進学後も注視
一方で大学進学を表明している選手も評価した。聖隷クリストファー(静岡)の高部陸投手についても、永野チーフは今後を見据えて注目を続ける姿勢を示した。
中日・永野吉成チーフ:「投げっぷりがいい。4年後が楽しみ」(中日スポーツ)
この夏は指名対象とはならないものの、投げっぷりの良さに将来性を見いだしており、大学進学後も引き続き注視していく方針だ。
中日は今後、26日に開幕する都市対抗大会の社会人や、大学の秋季リーグなどの視察に軸足を移し、社会人や大学の視察を通じて、この夏に浮かび上がった高校生も含めた候補を絞り込んでいくことになる。
【織田 翔希】 プロフィール
- 氏名:織田翔希
- 所属:横浜高校(3年)
- ポジション:投手
- 主な特徴や実績:最速157キロを誇る今夏の甲子園でも屈指の本格派右腕。第108回全国高校野球選手権大会の初戦・沖縄尚学戦で力投し、ストライク率の高さとゾーンで勝負できる制球力を見せた。全49校を視察した中日の永野吉成チーフからは「やはり断トツ」と最上位候補に挙げられ、今秋ドラフトの目玉として評価を高めている。さらなる評価の上積みを目指す。







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