ヤクルト、ドラフト１位指名候補に西日本工大・隅田知一郎投手、関学大・黒原拓未投手などリストアップ

東京ヤクルトは、ドラフト1位指名候補に、西日本工業大の隅田知一郎投手、関西学院大の黒原拓未投手、東北福祉大の椋木蓮投手、三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也投手などをリストアップしていることがわかった。

即戦力投手

西日本工業大の隅田知一郎投手は、最速150キロの速球に、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、スプリットなど多彩な変化球を投げ、大学野球選手権の上武大戦で14三振を奪う快投を見せており、12球団から調査書が届くなど、大学トップクラスの左腕と注目されている。

東京ヤクルトは左の先発として高橋投手、石川投手が投げているが、巨人から田口投手を獲得するなど、左の投手陣の強化を進めている。

ドラフト会議では東北福祉大の椋木蓮投手、三菱自動車倉敷オーシャンズの廣畑敦也投手など右の即戦力投手も評価するが、この隅田投手や関西学院大の黒原拓未投手など、左腕投手を優先していく可能性がある。

他にも即戦力投手をチェックし、ドラフト会議までに1位指名選手を絞り込む。今年、セ・リーグでトップを走る東京ヤクルトは、ドラフト会議で更に投手陣を強化していく。

隅田、ヤクルト1位浮上　日刊スポーツ紙面　2021/9/28