阪神は8月12日、兵庫・西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開いた。全国高校野球選手権に出場した全49校がこの日で初戦を終えたことを受け、今秋のドラフト会議に向けて候補選手のリストを確認し、担当スカウト以外も含めたクロスチェックを実施し、夏の甲子園を沸かせた注目選手を中心に評価付けを行った。
甲子園出場組をクロスチェック、最上位ランクの3右腕を評価
この日のスカウト会議は、甲子園に出場した選手を中心に進められ、最上位ランクには横浜の最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年)が挙がった。担当スカウト以外もクロスチェックを実施し、その評価が高かったもようだ。
同じく高い評価を受けたとみられるのが、高川学園(山口)の146キロ右腕・木下瑛二投手(3年)、中京(岐阜)の148キロ右腕・鈴木悠悟投手(3年)だ。夏の甲子園で結果を残した本格派右腕がリストの上位に並んだ。
ドラフト1位候補、織田翔希投手を筆頭に沖縄尚学・末吉良丞投手らの情報も確認
その中でドラフト1位候補については、織田翔希投手を筆頭に、沖縄尚学の末吉良丞投手(3年)らの評価や情報も確認した。末吉投手は織田投手と並ぶ左腕の目玉として名前が挙がっている。
また、150キロを超える直球で球場を沸かせた大分商の平田玲翔投手(3年)の名前も挙がっているとみられる。野手では高校通算34本塁打を誇るスラッガー、花巻東の古城大翔内野手(3年)が候補に入っている。投手偏重になりがちな上位候補の中で、長距離砲としての評価が確認された。
不出場の逸材も視野、U18アジア選手権を経て絞り込みへ
また、甲子園に出場していない高校生も評価した。今春の選抜大会で準優勝した智弁学園(奈良)の左腕・杉本真滉投手(3年)、投打二刀流の山梨学院・菰田陽生投手(3年)、今夏の富山大会でノーヒットノーランを達成した高岡第一(富山)の156キロ左腕・前田侑大投手(3年)らがそのリストに名を連ねた。
阪神は今後、9月に台湾で行われるU18アジア選手権などを通して候補を絞り込んでいく方針だ。この夏の高校生の評価と共にそれらの選手の動向を確認し、そして、秋以降の大学・社会人各選手の評価を重ね合わせながら、10月のドラフト会議での指名候補を固めていくことになる。
【織田 翔希】 プロフィール
- 氏名: 織田翔希
- 所属: 横浜高校(3年)
- ポジション: 投手
- 主な特徴や実績: 最速157キロの直球を誇る今秋ドラフト1位候補の本格派右腕。阪神が最上位ランクに位置づけ、担当スカウト以外も含めたクロスチェックの対象とするなど、各球団から高い評価を受けている。夏の甲子園でも注目を集め、9月のU18アジア選手権を含めた今後の投球でさらなる評価の上積みが期待される。










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