横浜(神奈川)の池田聖摩内野手(3年)が、準決勝敗退後にプロ志望を表明した。20日の全国高校野球選手権大会準決勝で、横浜は智弁和歌山に1―7で敗れ、1998年以来の夏の甲子園制覇はかなわなかった。試合後に「プロというところは変わらない」と、次のステージへ迷いなく進む決意を語った。
4打数無安打の悔しさ、それでも揺るがぬプロへの意志
この日、池田聖摩選手は「3番・遊撃」で出場したが4打数無安打に終わった。今大会は5試合に出場して22打数6安打、打率2割7分3厘。「最後まで打撃が振るわなかった。本当に情けない」と無念の表情を浮かべ、「3年生がやれないといけない中、やらないといけない選手ができないと負けてしまう。力のなさを痛感した」と悔しさをあらわにした。
それでも進路への意志は揺るがなかった。「やっぱり、プロというところは変わらないです。プロを目指す中で、まだまだ全然足りないですし、変わらないといけないことばかりなので。しっかり準備して。(スカウトに)見ていただく機会はもう限られましたけど、見ていただく機会があればしっかり準備して、もう一度やり直したいなというふうに思います」と言葉に力を込めた。さらに「自分がもう1回変わった姿を見せて、プロにいきたいなという風に思います」と明言した。
不動のショートが支えた4季連続の甲子園
池田選手は1年夏から背番号6をつけ、不動のショートとして活躍してきた。優勝した2年春のセンバツから、同夏、3年春夏と4季連続で主力として甲子園でプレー。エースの織田翔希投手(3年)らを、好守備とバットで支えてきた。また、150キロを越す球を投げるリリーバーとしても織田投手を助けてきた。
高校3年間を振り返り、池田選手は「どの進路になっても“1点の重み”というのは変わらないですし、この1点で負けてしまった、というのは、1年生から経験したことなので、しっかり心に刻んでやっていきたい」と、これからに向けた思いを語った。目指す選手像を問われると、「(プロでは)松井稼頭央選手のような選手になりたい」と誓った。
池田選手は熊本出身で、7月末の熊本地震で被害を受けた故郷への思いも忘れなかった。「全力プレーを見せられたと思う。ありがとうございました」(日刊スポーツ)と話した。
打撃に関する課題も2年時に比べて良くなっているのは間違いなく、守備も強肩を活かしたプレーからフットワークや柔らかさも見せられるようになり、こちらも成長を見せている。ドラフト会議では3位前後での指名が予想され、今年は大学、社会人でも遊撃手の候補が少ないことから、2位で指名する球団があってもおかしくない。
【池田 聖摩】 プロフィール
- 氏名:池田聖摩(しょうま)
- 所属:横浜高校(3年)
- ポジション:内野手(遊撃手)
- 主な特徴や実績:1年夏から背番号6をつけ、不動のショートとして横浜の攻守の要を担ってきた堅守好打の遊撃手。2年春のセンバツ優勝から4季連続で甲子園に出場し、高校№1遊撃手との呼び声が高い。この夏の甲子園は5試合で22打数6安打、打率2割7分3厘。準決勝敗退後にプロ志望を表明し、「松井稼頭央のような選手になりたい」と誓った。プロの評価も高く、次のステージでの飛躍が期待される。








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