東都大学野球2部の駒大が8月17日、明大とオープン戦を行い、今秋ドラフト候補の最速155キロ右腕、仲井慎投手(4年)が先発のマウンドに上がった。ネット裏には巨人、埼玉西武、千葉ロッテなど7球団が集結し、その一投一投を熱心に見守った。この日の最速は151キロだったが、変化球を交えた投球で5回1/3を4安打2失点にまとめた。
7球団注視の中、5回1/3を2失点、投球数102球で降板
仲井慎投手は、この日の最速こそ151キロだったが、チェンジアップやフォークといった変化球もしっかりと投げ込み、5回1/3を4安打2失点。投球数が102球に達したところで降板した。
まだオープン戦ということもあり、この日は調整を優先した。「まだしゃかりきに投げる時期ではないですから。きょうは変化球もそこそこでした」(スポーツニッポン)と振り返った。
ネット裏には巨人、西武、ロッテなど国内7球団のスカウトが集結し、上位指名候補の投球を注視した。視察したスカウトの一人は、「彼はピンチになってギアを上げられる投手だから」と評価しており、本番での投球に期待を寄せた。
二刀流から投手専念3年、プロ一本で勝負
下関国際時代は遊撃兼投手だった仲井投手は、駒大に入学した当初も二刀流だった。しかし「野手は無理だ」と自分で判断し、1年途中から投手に専念した。本格的に投手になって3年となり、プロ注目右腕となった。
今年から投手コーチに就任した同校OBの新谷博氏(元西武など)からは、制球面での助言を受けているという。「追い込んでから、しっかり投げなさいと。追い込むと力むクセがあるので、両コーナーにしっかり投げられるように心掛けています」と制球を磨いている。
進路はプロ1本とした。出身が兵庫県ということで子供の頃は阪神ファンだったが、今は「12球団OK」と話す。「もう4年ですから早いですね。秋は(2部で)優勝して入れ替え戦も勝って1部に復帰させてプロに行きたい」と話し、エースとしてチームの1部に復帰させ、ドラフト会議で上位指名でプロ入りすることを目指す。
【仲井 慎】 プロフィール
- 所属: 駒澤大学(4年)
- 出身: 兵庫県(下関国際高)
- ポジション: 投手
- 主な特徴や実績: 最速155キロを誇るドラフト候補右腕。下関国際時代は遊撃兼投手で、駒大入学後は二刀流を経て1年途中から投手に専念した。チェンジアップやフォークなどの変化球も操り、ピンチでギアを上げられる勝負強さが持ち味。今年から投手コーチに就任した新谷博氏の指導のもと制球にも磨きをかけており、上位指名を狙う。秋は東都2部での優勝と入れ替え戦突破によるチームの1部復帰を誓う。







コメント