鷺宮製作所・佐々木大輔投手、「今年がプロは最後のチャンス」、小孫投手に続けるか

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鷺宮製作所の佐々木大輔投手が、テイ・エステック戦に先発し、3回ノーヒットの好投を見せた。

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東日本国際大時にプロ志望届

佐々木大輔投手は東日本国際大時代にエースとして活躍、171cmの左腕投手で140キロ中盤のキレのある速球が持ち味の投手だったが、プロ志望届を提出したものの指名は無く、鷺宮製作所に進んだ。

昨年は大学卒2年目でドラフト指名解禁だったが指名はなく、今年は3年目となる。しかし、3月の東京スポニチ大会では2試合に登板したものの、JR西日本戦ではリリーフで登板したものの1回0/3を投げて4安打3失点、Honda戦では先発も1回2安打2失点と結果を出せなかった。

「結果を残さなきゃいけないという気持ちが強かった。自分が出来ることをしっかりやることが大事だと気づいた」と話し、登板後には基礎練習を見直した。30mのキャッチボールを繰り返し行い、球の軌道を確認しながら球質を磨き、「納得いくまでブルペンに入らなかった」と話す。

この日のテイ・エステック戦では先発すると、3つの四球を与えたものの、その後はヒットを許さず、3回ノーヒット無失点の投球を見せた。「腕を振りにいってのフォアボールなのであまり気にしていない。初回のフォアボールだけは腕が振れていなかったので、そこは良くなかった」と話すが、結果を残した。

佐々木選手は「今年がプロは最後のチャンスだと思っている。自分の球をしっかり投げてチームに貢献していきたい」と話す。鷺宮製作所では昨年、同じように大学時に指名漏れし、社会人でも3年間投げていた小孫竜二投手が、昨年のドラフト会議で東北楽天に2位で指名された。佐々木投手も今年が勝負、指名候補として秋を迎えるために好投を続けたい。

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