夏の高校野球福岡大会では、福岡第一の147キロ右腕・前田明慶投手が登板し、巨人など複数球団のスカウトが注目した。
背番号17で
前田明慶投手は最速147キロの球を投げる投手として注目されていたが、昨年秋に右肘を痛めていた。6月に投球練習を再開したばかりで今大会は背番号17を着けている。
この日の香椎工業との試合は7回まで2-0の接戦が続くと、前田投手は8回から抑えで登板する。「まだ100%戻っていない」と話したものの、最速は144キロを記録し、2回をノーヒット2奪三振無失点に抑え、2-0での勝利に貢献した。「大事な初戦の勝利につながってよかった」と話した。
今年初の本格的な投球となったが、この日は巨人など複数球団のスカウトが視察した。前田投手は「早く150キロまで出したい」と話し、調子を100%にしていくと誓った。

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