高校野球大阪大会、大阪桐蔭・森友哉選手も安定した打撃を見せ、リード面でもさえ渡った。
大阪桐蔭・森友哉選手はこの日も3番捕手で出場すると、初回にタイムリー2ベースヒット、4回にはセンター前ヒットを放ち外野手が後逸すると一気にホームまで駆け抜けるなど躍動した。50m6.2秒の足があり1番打者として活躍していた時もある。ここまで4試合で12打数5安打6打点1本塁打を記録。この数字でも不満と思えるほど、森選手の打撃は桁違いだと思える。
また先発した高西涼太投手を6回までパーフェクトピッチング、7回1安打9奪三振に抑えるなど好リードも見せた。広島のスカウトが守備でも大学、社会人を含めてトップクラスと評価している実力を見せた。
この日は4球団5人のスカウトが視察、巨人のほかに阪神は佐野統括スカウトが視察し、「左右に打てるし、打撃は文句ない。昨年の甲子園や高校日本代表で先輩投手をリードするなど、精神的な強さや経験もある」と評価した。先日のサンケイスポーツで球団関係者が松井投手のドラフト1位の可能性を示したという記事もあるが、それを払拭するように統括スカウトが視察をしている事からまだまだ1位候補としての評価は変わりない。
阪神も含めて、広島や埼玉西武そして巨人など捕手の指名を考えている球団は多く、その中でも森選手は特に注目される。今年のドラフト会議の目玉であることは変わりは無い。
大阪大会では昨夏甲子園覇者の大阪桐蔭が七回コールドで狭山を下し、準々決勝に進出した。今秋ドラフト1位候補の3番・森友哉捕手(3年)が初回、左翼線二塁打で先制点をたたき出すなど4打数2安打1打点。阪神・佐野統括スカウトが視察する前で会心のパフォーマンスを見せた。
四回には先頭で中前打を放ち、中堅手が後逸する間に本塁へ激走。50メートル走6秒2という、体形に似合わぬ俊足を発揮し一気に生還した。「足は自信がありますが、今日は(暑さで)動けなかった」と汗をぬぐった。
中略
阪神、巨人など4球団5人が視察。森友を1位候補に挙げる阪神・佐野統括スカウトは「左右に打てるし、打撃は文句ない。昨年の甲子園や高校日本代表で先輩投手をリードするなど、精神的な強さや経験もある」とあらためて高評価した。
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