第108回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕・甲子園)茨城大会の組み合わせ抽選会が6月18日、水戸市内で行われた。7月4日に開幕し、順調に日程が消化されれば決勝は同25日に行われる。今春の県大会を制した優勝候補・土浦日大の主将を務める吉田惺南捕手(3年)が、悲願の甲子園へ向けて気を引き締めた。
初戦は7月9日、優勝候補の土浦日大が始動
投打に充実した戦力がそろう土浦日大は、日立工と茨城キリスト教学園の勝者と7月9日に初戦を迎えることになった。188cmの大型右腕で最速151キロを誇るエース・小池陽斗投手(3年)は課題だった制球面に成長が見え、さらに体格でもストレートの強さでも劣らない嶋悠希投手が成長をしてきた。打線にも長打力を備えた打者が並ぶ。総合力は県内随一で、大会の本命に挙げられる存在だ。
抽選を終えた吉田惺南主将は「待ちに待った。自分たちの対戦相手が決まったうれしさもあるが、まだまだやるべきことはあるので、残り3週間をしっかり準備する」(スポーツ報知)と、腕をまくった。今春の関東大会では8強入りを果たしたものの、その戦いぶりに満足してはいない。「関東大会を終えて、自分たちの中では個の力が足りないと思っている。一個、一個見つめ直してきて、良い形で夏に入れるかなと思っています」(日刊スポーツ)と話し、四死球やメンタル面といった「個の力」が足りなかったと反省し、一人のミスを全員でカバーしあう野球を目指して練習を積んできた。
県内随一と評されてなお、課題と向き合い続ける姿勢に、主将としての覚悟がにじむ。最後の夏で優勝すれば、吉田主将にとって自身初の夢舞台となる。「自分たちが一番練習をしてる」(スポーツ報知)と、胸を張った。
勝ち進めば4回戦で昨夏の覇者・明秀学園日立と激突
同じブロックには、昨夏の甲子園出場校である明秀学園日立が入った。両者が勝ち進めば4回戦で激突することになるが、吉田主将は相手を過度に意識することはない。「どこが相手でもやることは変わらない。自分たちの野球をすれば、おのずと結果はついてくる。県大会を優勝して、甲子園で勝つことが目標なので、あまり意識してはいない」(スポーツ報知)と、自信をのぞかせた。
茨城には、昨秋・春ともに4強の常磐大高、10年ぶりの夏の甲子園を狙う常総学院、昨夏代表の明秀学園日立ら実力校が顔をそろえる。群雄割拠の県を勝ち抜くのは容易ではない。それでも、最速151キロ右腕の小池投手を軸とした強力なチームを束ねる吉田主将は闘志を燃やす。悲願の夢舞台へ、土浦日大が臨戦態勢に入った。
【吉田 惺南】 プロフィール
- 所属: 土浦日大高校(3年)
- ポジション: 捕手
- 主な特徴や実績: 今春の県大会を制し、関東大会8強入りを果たした優勝候補・土浦日大の主将。捕手として攻守の要を担う。春の戦いで見えた「個の力」の課題を一つずつ見つめ直し、一人のミスを全員でカバーしあう野球を掲げてチームを束ねてきた。最後の夏での茨城制覇と、自身初となる甲子園出場を目指す。










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