来年のドラフトの目玉に、青学大・西川史礁選手が大学代表練習で存在感

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侍ジャパン大学代表の合宿2日目が行われ、シート打撃やフリー打撃などで青山学院大の3年・西川史礁選手が存在感を見せた。来年のドラフトの目玉となりそうだ。

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西川のチーム

大学代表選手の発表の際に、大久保代表監督が「西川のチーム」と中心メンバーとして、今年のドラフト上位候補・明治大の上田希由翔選手や慶応大・広瀬隆太選手などが選ばれた中で、青山学院大の西川史礁選手を指名した。

西川選手は龍谷大平安から青山学院大に進み、昨年まではそれほど名前の挙がる選手ではなかった。リーグ戦でも指名打者として出場していたが、昨年春・秋ともに規定打席に到達していない。しかし、冬場にバットの振り込みを午前の練習終了後、午後2時から7時まで打撃練習を行い、「自分が納得いくまで、誰よりもバットを振った。今まで以上に自信を持って打席には入れるようになった」と話す。

その結果、今年春のリーグ戦では3本塁打、打率.364の成績でMVPを獲得した。まさに急成長だった。そして大学代表合宿でも紅白戦でホームランを放ち、中心メンバーと指名された。

この日のシート打撃では九州共立大の木村仁投手と対戦し、レフト前ヒットを打つと、フリー打撃では2本の柵越えを記録、「特別調子がいいわけではないけど、いつも通りできている」と自信を見せる。

3年生だが自覚をしている。日米大学野球では「メジャーになる選手たちと戦うのは楽しみ」とメジャー予備軍のアメリカ代表の選手を見て、更に成長につながる点を見つけてくるだろう。

来年の外野手のドラフト1位候補として、すでにプロのスカウトも西川選手を見ていると思う。個人的にもそれは間違いないだろうと思う。

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