ドラフトの動き、6月1週のハイライトと来週の予定

ドラフトニュース

 5月末から6月1週目は、高校野球は中国大会、大学野球では早慶戦、社会人野球では都市対抗予選で盛り上がりを見せました。その中でドラフト的には都市対抗予選に出場している社会人選手に注目が集まりました。

高校野球ドラフト候補の動き

 高校野球では中国大会が行われ、興譲館高校が初優勝をしました。エースの三宅和也投手が広陵高校に1失点完投、決勝の創志学園戦も9回7安打1失点で完投し、抜群の安定感を見せました。179cmで長い手足から最速141km/hを投げる三宅投手、これからたくさん情報が出てくるでしょう。

 ただし大会では創志学園の最速150km/h右腕の2年生・高田萌生投手が好投を見せるなど注目されました。

 

大学野球ドラフト候補の動き

 大学野球では各地の春季リーグ戦が終了し、大学野球の華、早慶戦がポスターの話題などもあり注目されました。試合では早稲田大の2年生・大竹耕太郎投手、1年生・小島和哉投手が好投し、慶大のプロ注目スラッガー、谷田成吾選手、横尾俊建選手はそれぞれノーヒットに抑えられ、慶大が完敗しました。

 早稲田大の茂木栄五郎選手は6本目のホームランこそなりませんでしたが、しっかりと結果を残し、丸子達也選手も首位打者を獲得、道端俊輔捕手の好リードも光りました。

 谷田選手、横尾選手は秋のリーグ戦までには進路について決断をすることになりそうですが、プロ志望の場合には秋のリーグ戦が正念場となりそうです。

 

社会人野球ドラフト候補の動き

 今週、最も注目されたのは社会人で、都市対抗野球東京予選には12球団のスカウトが、近畿予選には11球団のスカウトが視察し、主に社会人投手の力の比較をしていました。

 東京ではJR東日本の関谷亮太投手や東條大樹投手、東京ガスの岩佐海斗投手の調子が悪く、阪神スカウトからの嘆きも聞こえましたが、近畿ではパナソニックの近藤大亮投手が好調を続け評価が上がっていると見られます。

 

プロ野球の動き

 阪神が中村GMを中心に社会人投手を探しているという情報と、北海道日本ハムが明治大の上原健太投手を1位候補に挙げているという報道がありました。また千葉ロッテが来年のドラフト候補として、東大の148km/h右腕・山本俊投手をリストアップという報道も話題となりました。

 シーズンも序盤が終わり、チーム状況も少しずつ雰囲気が伝わってくる感じですが、6月から7月くらいには、来年の補強方針を決めて各スカウトに伝える球団も多いと見られます。

 

来週の動き

 高校野球では東北大会、そして北信越大会が開幕します。東北は佐藤世那投手や平沢大河選手の仙台育英や花巻東、盛岡大付など注目選手が目白押し、北信越もセンバツ覇者の敦賀気比や、遊学館、金沢高の石川県勢も含め、こちらも注目選手が目白押しです。

春季高校野球(2015)東北大会の対戦カードと注目選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

2015年度-北信越のドラフト候補リスト

 

 大学野球はいよいよ大学野球のハイライト、全日本大学野球選手権が8日に開幕します。富士大の多和田真三郎投手や仙台大の熊原健人投手など地方のドラフト1位候補投手が姿を現し、スカウトなども大注目をするでしょう。

2015年度-大学生のドラフト候補リスト

 社会人野球も都市対抗出場チームが続々と決定します。

2015年度-社会人のドラフト候補リスト

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