楽天は今江新監督がドラフト会議のくじ引き

東北楽天は今季限りで監督を退任し、シニアディレクターに就任した石井氏がドラフト会議について、「今年は今江監督が適任です」と抽選を託す事を話した。

抽選は今江監督

石井氏は2018年の9月に東北楽天のGMに就任すると、その後監督も兼任した。ドラフト会議では2018年に藤原恭大選手の抽選に参加するも外し、辰己涼介選手の抽選を引き当てた。

2019年には佐々木朗希選手の抽選を外して小深田大翔を指名したものの、2020年には早川隆久投手を4球団の抽選でみごとに引き当てていた。2021年、2022年は単独1位指名をしている。

チームのシニアディレクターに就任をした石井氏だが、今年のドラフト会議については「僕はあまり表に出ないほうがいい」と抽選を辞退し、「今年は今江監督が適任です」と新監督に抽選を託す方針を示した。

東北楽天は監督交代もあり、編成部門も石井SDが主導していくのかも見えない中で、今年のドラフト会議についての方針などはあまり見えてこない。現時点では評価が高く、岩手県出身の中央大・西舘勇陽投手が有力とみていたが、銀次選手の戦力外報道や、茂木選手の出場が減り、全体的に打撃が低迷している状況もある。

昨年はドラフト4位まで投手を指名したこともあり、今江監督も内野手出身で、野手陣を引っ張るような存在が欲しい所だろう。

内野手なら明治大の上田希由翔選手、外野手ならENEOSの度会隆輝選手、地元山形の武田陸玖選手などの1位指名の可能性があるのではないかと思う。

石井SDくじ引き今江監督に託す　ー　サンケイスポーツ紙面