巨人、外れ1位候補に日本生命・小林誠司捕手、原監督が捕手の指名示唆

小林誠司, 日本生命

 巨人は外れ1位候補として日本生命・小林誠司捕手をリストアップしている。

 巨人は今年初めより阿部の後継者として捕手を補強ポイントとしており、大阪桐蔭・森友哉捕手などをマークしていた。その中で日本生命の小林誠司捕手には都市対抗や巨人2軍との練習試合で首脳を始めとしたスカウト総出のチェックをしており、ドラフト上位で指名されると予想されていた。

 またこの日のスポーツニッポンによると、原監督が現場の意見として「阿部の後継者、そこが補強ポイントであるのは間違いないですから」と捕手の指名を要請しているとの事で、ドラフト2位以上で狙った捕手を確実に指名すると見られる。

 巨人のドラフト1位は内部の独自評価の元に、即戦力投手、捕手といったいずれかの分野でNO1の選手を指名するとしている。今年のドラフト1位は桐光学園・松井裕樹投手、大阪桐蔭・森友哉捕手と高校NO1の投手、打者をリストアップしているほか、最近では即戦力投手として大瀬良大地投手や吉田一将投手、さらに国学大・杉浦稔大投手、東京ガス・石川歩投手の名前が挙がっている。その中でNO1となると大学生投手なら大瀬良大地投手、社会人投手なら吉田一将投手になると思われる。

 そして外れ1位でもその方針が貫かれており、2006年は高校生内野手でNO1と評価した坂本勇人選手を、2007年は俊足NO1と評価した藤村大介選手を共に高校生ドラフトではあるが指名し、意外と感じさせる指名をしていた。2008年以降は抽選になったことが無く外れ1位の指名が無かったことからこの方針がどう変わっているかは不明だが、即戦力捕手のNO1と評価していると思われる小林誠司選手も候補として挙げられそうだ。

 またそれほど有名ではない選手を、巨人のドラフト1位という箔をつけて球界に入れるという事でスター街道に引き上げていくという狙いもありそうだ。その分、巨人のドラフト1位という重圧と戦う事にもなりそうだが。

 24日のドラフト会議で、巨人の外れ1位候補に日本生命の小林誠司捕手(24)が浮上していることが7日、分かった。球団は即戦力投手とともに阿部の後継者の育成を急務としており、今後はドラフト当日まで他球団の動向をにらみながら、シミュレーションを重ねていく。

 現状ではJR東日本の吉田、東京ガスの石川、九州共立大の大瀬良ら即戦力投手を1位指名する方針。だが、他球団との競合は避けられない状況に加え、チームにとって捕手の補強は長年の課題。09年のドラフトでは市川、鬼屋敷、河野の3捕手を獲得したが、1軍レベルにはまだ至っていない。そのため、場合によっては小林の指名を繰り上げる可能性もある。

 この日、ジャイアンツ球場での全体練習を見守った原監督は、すでに「もう終わっています。いまは誰を1位でいくかというのをね」とすでに球団側に現場の要望は伝達済みであると説明した。さらに「阿部の後継者?そこが補強ポイントであるのは間違いないですから」と小林を念頭に指名の可能性が高いことを示唆した。

   小林は広陵時代は広島・野村とバッテリーを組み、同大時代は「1位指名以外なら日本生命に行きます」と宣言して話題を呼んだ。捕手として強肩とリード面を高く評価されており「社会人No・1捕手」の呼び声が高い。巨人は原沢敦球団代表兼GMが、7月の都市対抗を直接視察。山下哲治スカウト部長も「肩を含めた守りは今秋の候補でもトップクラス。打撃も大学のころより良くなった」と口にするなど、以前から高く評価していた。


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