阪神は12月10日に西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、今年の振り返ると11月の明治神宮大会の報告を行った。来年の候補についても確認し、創価大の立石正広選手の名前も挙がった。
「来年はセカンドをやると聞いている」
2024年のドラフト会議から1ヶ月半ほどが過ぎたばかりだが、阪神がスカウト会議を行い、今年の振り返りと共に来年についても動き始めた。11月の明治神宮大会についての報告を行い、4試合で10安打2本塁打を放った創価大・立石正広選手について話題となった。
立石選手について球団関係者は「来年はセカンドをやると聞いている」と話し、サードからセカンドにポジションを変えるという。阪神は二塁手で2年連続で全試合に出場した中野選手がいるが、29歳とベテランになりつつあり、また打撃に今年は期待に答えられていなかった面もあることから、ポスト中野としても立石選手に注目する。
他球団でもヤクルトの山田哲人選手や、横浜DeNAの牧選手など、強打の二塁手が活躍をしており、阪神もセカンドにも強打者をいれることによって、森下選手、佐藤輝選手、大山選手、井上選手、右京選手などが並ぶ強打戦を更に強くすることができる。将来の阪神を引っ張る存在としても二塁手・立石は獲得したい。
阪神は来年のドラフト会議に向けて、これから各スカウトが担当エリアで来年のドラフト候補のチェックを進めていくが、立石選手については徹底マークを実施し、秋のドラフト会議に向かっていく。
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阪神は10日、兵庫県西宮市の球団事務所でスカウト会議を行った。今季の振り返りや、11月に行われた明治神宮大会の報告が主な議題。同大会で2本塁打を放った右打ちの強打者で来秋のドラフト1位候補に挙がる創価大・立石正広内野手の名前も挙がったもようだ。今後は各スカウトが担当エリアで来年のドラフト候補のチェックを本格化させる。
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