東京ガスの153キロ右腕・益田武尚投手が、巨人とのプロアマ交流戦で7回に登板すると、3回を投げて5安打3失点した。この日は6球団が視察をしたが、評価は変わらず高く、ドラフト上位での指名が予想される。
力感のないフォームに取り組む
益田武尚投手は右の少し低い位置から最速153キロの速球を投げる。7月の都市対抗野球でも好投を見せたが、150キロ近いストレートをホームランにされ、更に進化するために「力感のないフォームから、質が良くコントロールされた真っすぐを投げられるように取り組んでいる」と改造に取り組んでいる。
この日は巨人2軍との試合で7回に登板すると、9回までの3回を5安打3奪三振3失点という結果に、「力んだ。自分がやりたかったことはやれた。真っすぐで三振も取れたし、これを増やしていけるようなら」と話した。
この日は千葉ロッテ、中日、東京ヤクルト、横浜DeNAなど6球団のスカウトが視察し、横浜DeNAは三原球団代表など複数人で視察をした。
千葉ロッテ・榎スカウト部長:「フォームのバランスが良く、変化球も器用に投げて緩急を使える。伸びしろを感じる投手」
東京ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク:「今日は良くなかったが、評価は変わらない」
横浜DeNA・欠端スカウト:「都市対抗で結果を出しているし、評価は変わらない」
益田投手は北九州市立大時代にプロ志望届を提出したものの、指名にかからなかった事がある。プロ入りを志望しており、「待つしかない」とドラフト会議での指名を待つ姿勢を示している。
この日、良い内容でスッキリとドラフト会議を迎えられればよかったが、やや引きずる形となってしまった。まだドラフト会議まで日があり、そこでアピールをして当日を迎えたい。
ロッテ・榎スカウト部長は「フォームのバランスが良く、変化球も器用に投げて緩急を使える。伸びしろを感じる投手」と評していた。
ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクは「きょうはよくなかったが評価は変わらない」と話した。
プロ6球団視察も益田3回3失点 ー サンケイスポーツ紙面
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