龍谷大・古本武尊選手が2冠！MVP獲得

　龍谷大のスラッガー、古本武尊選手が本塁打2本、打点９でリーグ2冠に輝き、MVPを獲得した。打率は.391で2位とおしくも3冠は逃した。

　古本選手は日本代表候補にも選ばれるなど大学では全国でも屈指のスラッガーで、ここまで大学通算は7本塁打も外野手の間を抜ける打球は痛烈。プロも注目しており、北海道日本ハムがマークしていると言われている。

　龍谷大はリーグ優勝し大学選手権に出場する。148km右腕の杉上諒投手、アンダースローの井口勇佑投手もドラフト候補。

　関西六大学野球リーグは２１日、春季の全日程を終え、２季ぶり２８度目の優勝を果たした龍谷大から古本が最優秀選手賞、杉上が最優秀投手賞に選ばれた。ともに初受賞。首位打者は打率４割５厘の前田拓（大院大）が初めて獲得した。

　大津市皇子山球場で行われた最終節３回戦の１試合は大経大が神院大に５―４でサヨナラ勝ちして勝ち点１。順位は上から龍谷大、大院大、京産大、大経大、神院大、大商大となった。