千葉ロッテのドラフト4位・加藤翔平選手がプロ初球をホームラン、2つの内野安打で猛打賞デビュー

千葉ロッテドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 千葉ロッテにまたすごい外野手が登場した。

ドラフト4位で上武大から入団した加藤翔平選手が、7番ライトで出場すると、3回のプロ初打席で初球を振りぬきライトスタンドに放り込んだ。プロ初球をホームランしたのは63年ぶりの快挙という。また4回、8回には内野安打を記録し3安打で猛打賞となった。

 加藤選手は50m5秒68を記録する俊足と強肩が持ち味の選手で、オープン戦でも自慢の足と打撃を見せて開幕候補に挙がっていた。角中勝也選手や岡田幸文選手、荻野貴司選手、清田育宏選手など豪華な外野手が揃う千葉ロッテでレギュラーを奪うのは至難の業だったが、角中選手のケガで1軍に昇格するといきなりの大活躍を見せた。

 千葉ロッテのドラフト4位は清田育宏選手や昨年の新人王・益田直也投手などが活躍を見せている。イチロー選手もドラフト4位で大物選手になるかもしれない。期待は大きい。

 鮮烈なデビュー弾に、しばらく球場のどよめきが止まらなかった。初めて1軍の打席に立った加藤が、3回に永井の初球をはじき返し、新人では63年ぶり2人目、野手では史上初となるプロ初打席初球本塁打。「届くかギリギリだったので、全力で走りました。まさかプロ入り初安打が本塁打になるなんて自分でもビックリ」。右翼席に届いた一打が、伝説の一日の始まりだった。

 角中が負傷で離脱したために、チャンスが巡ってきた。この日朝、父・正さん(59)が、「長嶋さんのデビュー戦のように思い切りいけ」と、4打席連続三振を記録した国民的スターを引き合いに出し、メールでゲキを送っていた。加藤は「どんどん思い切っていこうと思っていた。初球から積極的にいった」と言葉通り初球を仕留め、新しい歴史を作った。

一発だけではなかった。大学時代に手動計測で50メートル5秒68を記録した快足を生かし、2、4打席ともに内野安打。デビュー戦で猛打賞だ。

 父・正さんは高校時代やり投げで全国9位。母・清美さん(53)は400メートル混合リレー全国3位と、アスリート一家に生まれ育った。小学1年の時には、自宅から学校までの約2キロをランドセルを背負いながら、「電柱までダッシュして、次の電柱までジョギング。その繰り返しを続けたら足腰が強くなった」。大学時代に、4年春のリーグ戦10試合で11盗塁を決めた足は、プロの舞台でも十分に通用した。

 これで、チームは単独首位で14日の巨人戦(東京D)から始まる交流戦に臨む。「今日で満足せず、1軍に定着して積極的にチームを盛り上げていきたい」。プロとしての第一歩で本拠地のファンに、強烈なインパクトを残した。

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