ヤクルトがドラフト前日のスカウト会議、１位指名は明日正式決定で公表せず

東京ヤクルトはドラフト前日のスカウト会議を開き、ドラフト1位指名については同日に正式に決定するとし、選手名の公表は行わない事を決めた。

衣笠球団社長、高津監督も出席

東京ヤクルトは10月8日から3日連続のスカウト会議を行っているが、最終日のこの日は衣笠球団社長兼オーナー代行、高津監督も出席した。

昨日の会議で投手の1位指名の方針を確認しているが、高津監督は「今回ははっきり言いますと、公言しないことにした。明日正式に決定してというところです」と話し、まだ1位指名選手をはっきりと決めていない事を明らかにした。

高校生か即戦力か、またポジションについても「即戦力、将来性というくくりはなしにして、スワローズをぐいぐい引っ張ってくれる選手はいつの時も、どんなポジションでも必要。そういう選手に巡り会えたら」と話し、指名方針は明らかにしなかった。

東京ヤクルトは2017年の清宮幸太郎選手から、2018年の根尾選手、2019年の奥川投手、そして2020年の早川投手と、1位指名を公表してきたが、5年ぶりに公表せずにドラフト当日を迎える。

抽選となった場合には高津監督がくじを引く。