2024年の選抜大会で各ポジションでNO.1となりそうな選手を紹介します。
捕手
打撃と強肩、実績面で最も評価されそうなのが健大高崎の箱山遥人選手。二塁送球1.8秒台に高校通算29本塁打で、打撃については上のレベルでもやっていけると十分感じさせるものと思う。広陵の只石貫太選手も同じように強肩強打で、二塁送球1.9秒台の肩と高校通算19本塁打の長打力も魅力。この二人の比較となりそうだ。
他には注目捕手を輩出する北海で高い捕手の技術を見せる大石広那選手、近江で二塁送球1.9秒台の高橋直希選手、中央学院の飯山成夢選手は父譲りの身体能力で遠投115mを誇る。報徳学園の徳田拓朗選手は50m6.1秒の俊足でフットワークの良さが魅力、送球も徐々に磨かれている。
他では別海の中道航太郎選手が昨秋に札幌ドームでホームランを放った。関東第一の熊谷俊乃介捕手は180cm80kgの大型選手。
新2年生に注目選手がいる。学法石川の大栄利哉選手は投手としても143キロを記録する肩で二塁送球1.8秒台、打撃でもチームを引っ張る中心選手。星稜の能美誠也捕手は二塁に糸を引くような送球を見せる強肩で来年注目。宇治山田商の小泉蒼葉選手も二塁まで2秒を切る送球にホームランを放つ長打力がある。大阪桐蔭の増田湧太選手も1年で正捕手に抜擢される実力派。
内野手
常総学院の武田勇哉選手が関東屈指のスラッガーでプロも注目する選手。4番として迫力十分の打撃をする。高校通算44本塁打の関東第一・高橋徹平選手も大会屈指の強打者。大阪桐蔭のラマル ギービン・ラタナヤケ選手も高校通算28本塁打、打撃の力は高校トップクラス。
遊撃手では、愛工大名電の石見颯真選手が50m5秒台の足とフルスイングだが高い打率を残し、遠投110mの強肩も注目。北海の幌村魅影選手が昨年夏の甲子園でも安定した守備と送球を見せた遊撃手で打撃でもチームの中心。中央学院の颯佐心汰選手は投手としても148キロの速球を投げる強肩で、50m5.8秒の俊足も魅力。同じく中央学院では二塁手の中村研心選手も瞬足が魅力。
青森山田の吉川勇大選手は183cmの大型遊撃手で大型だが足もある。秋はケガだった。健大高崎の田中陽翔選手も182cmの大型遊撃手で打撃も良く、プロ野球選手の父譲り。京都国際の藤本陽毅選手も身体能力に優れた遊撃手。星稜の吉田大吾選手は高校通算17本塁打の長打力のある遊撃手。田辺の山本陣世選手は183cmの大型遊撃手で投手としても139キロを記録する。
星稜の萩原獅士選手はフルスイングで高校通算14本、明治神宮大会で2試合連続ホームランを放っている。青森山田の原田純希選手もフルスイングでは負けていない選手で高校通算19本。
学法石川の岸波璃空選手は身体能力の高い選手で、肩の強い三塁手。打撃も魅力。健大高崎の森山竜之輔選手は181cm90kgの右の大砲。日本航空石川の荒牧拓磨選手も182cm88kgの4番サード。東海大福岡の藤本塁守選手は素晴らしいパワーのあるスラッガー。明豊の芦内澄空選手も通算14本塁打の長打力と強肩の三塁手。
報徳学園の西村大和選手や神村学園の増田有紀選手は三拍子揃った選手。
新2年生では神村学園の今岡拓夢選手が180cmの大型遊撃手で、非常に注目される。1年生で広陵のショートを守った白髪零士選手は打撃を磨きたい。
外野手
豊川のモイセエフニキータ選手は高校通算15本塁打の長打力に、逆方向にも打てる打撃技術の良い選手。足も肩もありプロが注目する。大阪桐蔭の境亮陽選手も146キロを記録する強肩と50m5.8秒の瞬足に長打力がある。阿南光の福田修盛選手は180cm89kgの左の大砲で、らくにスイングをしてフェンスを超えていく。神村学園の正林輝大選手は非常に強烈なライナーを飛ばすスラッガーで、スイング力に確実性を併せ持つ。星稜の芦硲晃太選手が思い切りの良いスイングと足を使ったプレーができる選手。大阪桐蔭の徳丸快晴選手もスラッガーとして非常に注目される。
八戸学院光星の砂子田陽士選手、敦賀気比の丹尾好誠選手、山梨学院の黒澤后琉選手、明豊の木村留偉選手は50m5秒台の瞬足が魅力。中央学院の水嶋悠選手も秋に12盗塁を記録した瞬足。近江の中村駿介選手は瞬足と長打力が魅力。
神村学園の2年生・入耒田華月選手も50m5秒台の足が魅力。
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